この命枯れるまで… (ページ6)

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蓮巳「こんな所でなんの用だ」

「おぬしにふたつお願いがあるんじゃ」

蓮巳「はぁ…無理だと思えば即却下だからな」

「分かっておるわい

一つ、我輩たちにライブをさせておくれ

そしてもう一つ…最後にデットマンズでもう一度

歌わせておくれ」

蓮巳「一つ目はいいとしよう、だが二つ目の意味が分からん、最後とはどういう事だ」

「それは……」

かくかくしかじか

蓮巳「冗談…ではなさそうだな」

「我輩そんな嘘はつかんぞい」

蓮巳「はぁ…五奇人もというのが引っかかるが

いいだろう、やってやる

ライブの方も生徒会の方で何とかしてやる」

「すまんのう…」

蓮巳「デットマンズの件大神は知ってるのか？」

「わんこなら知っておるぞい

彼から頼まれたことじゃからのう」

蓮巳「そうか、衣装が残ってて良かったな」

「なんのことかえ？」

蓮巳「…まさか衣装もないのに言い出したんじゃないだろうな？」

「さ、サイズがのう…」

蓮巳「はぁ…無計画な奴だな

衣装に関しては任せろ、鬼龍に頼んでおいてやる」

「さすがじゃのう！坊主」

蓮巳「よし、バカが衣装無くしたとでも説明しておいてやる」

「冗談じゃ蓮巳くん！冗談じゃよ！」

蓮巳「分かってる

とりあえずライブのことは心配するな

無理矢理にでも通しておいてやる」

「副会長は怖いのう、感謝はしておる、すまんのう」

蓮巳「気にするな」

これでいいかのう…

ライブのことは凛月には内緒じゃな

言ったら無理するなって怒られそうじゃもん