黒の時代 六 ページ7
坂口さんに送ってもらい、医務室に入る
『どう?少しマシになりましたか?』
中「最悪だ……げほっ」
『無理に話さない!』
中「す……まねぇ」
太「莫迦は風邪を引かないっていうのは嘘だね」
中「ああん!?んで手前がAと……げほっ」
『ほら?風邪薬飲んで。安静に』
中「ああ……」
太「ふーん、熱が38.4°C……え、四日前から?」
『なのに放ってたから今日倒れてね……飲める?』
中「こ、これくらい……異能で……」
太「……えい」
コップを異能で動かす中也くんに触れて無効化させて水を掛けた治くん
『出てけ』
太「ちぇっ、あ、これ着替え」
そう言って僕に中也くんのパジャマを押し付けた治くん
なんだ……なんだかんだ言って用事あったんだ
中「はあ……びしょ濡れだ」
そう言いながら残った水で薬を飲んだ中也くん
『うん。これ着替え。この部屋の隣に僕専用だけどお風呂場があるから貸してあげる。タオルはこれ使って』
そう言って追い出す
シーツを新しいのに代えて洗濯機に濡れたシーツを運ぶ
この後はカルテの整理と首領への報告
その後はちゃんと寝てるか確認して……
中「あがったぞ……」
『ああ、じゃあドライヤーで髪乾かして……ってそうか、僕がするよ』
そう言って髪を乾かしてあげる
中「悪い……」
『構わないよ。病人はなにかと不便だからね。それに中也くんは治くんと違って文句を言わないからね』
中「まぁ……それは仕方ねぇと思う」
そう言って乾かし終わる
『ほら、もう寝て。明日も安静だよ』
中「え……」
『書類とかは部下の人達に頼んだから。安心して寝て。睡眠不足もあるかもしれないから』
そう言ってベッドに横になったのを確認してカーテンをする
部屋の光を最小限に暗くしてカルテや薬代を書く
『……よし、終わり』
寝よう
そう思って一番手前のベッドに横になる
明日の朝に首領に出しに行こう……
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リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» 行ってらっしゃい!待ってますよ〜なんだか太宰さん達と一緒に行ってるみたいですね〜「今日は太宰がいないから仕事が進む」「国木田さん……言い過ぎです」探偵社はいつもより仕事が進んでますね〜 (2019年5月9日 14時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - これから行ってきます。帰ってきたら又お話して下さい!「リュカちゃん、ちょっと待っててあげてくれるかい?」「リュカ、頼むな。お前も無理すんなよ。」それでは! (2019年5月9日 4時) (レス) id: c945dd784b (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» おお〜奈良が一緒ですね〜ええだいぶん進んできました!回想が結構考えてたんですよ。黒の時代が終わった後と一期の主人公って雰囲気が一寸違うのでその理由……って感じの回想です! (2019年5月8日 21時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - 私は奈良、京都、大阪です!お話大分進んできましたね…姐さん、中也…あと、回想が何とも…続き楽しみだなぁ〜 (2019年5月8日 21時) (レス) id: c945dd784b (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» いえいえ〜私は東大寺に行きますよ〜奈良です!セイレーンさんはどちらへ? (2019年5月8日 17時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年5月1日 20時