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戻れない場所 ページ12

翌日

織田作さんに誘われて洋食店「フリイダム」に来た

「いらっしゃい!おや、織田作ちゃんと彼女かい?」

織「いや、彼女じゃない」

『彼女……あ、少女漫画で見るかっぷるですね!』

そう言えば和かな笑みで頭を撫でられる

『何故、頭を撫でるのです?』

織「ついな。何時ものを二つくれ」

そう言って数分するととても美味しそうな咖喱が出てきた

「カレーの味はどうだい?」

織「いつも通りだ……子供達の様子はどうだ?」

「いつも通りだよ。はい、お嬢ちゃんも」

『あ、ありがとうございます……』

そう言って冷ましてから食べると

『辛ッ』

織「……ちゃんと冷ましたか?」

『違ッ、辛い!』

織「そんなに辛いか?」

『な、んでそんな涼しい顔で食べれるんれすか…』

水を貰ってそう聞けば

織「これくらいが普通だろう」

と涼しい顔で言われる

『……それに、僕、辛いもの大っ嫌いです』

織「それは悪かった。俺が食べよう」

そう言うのでそのまま織田作さんに咖喱を渡した

「いや〜悪いね」

『いえ……その、甘いものあります?』

「あー、一寸待っててね……」

そう言ってアイスクリームを貰った

『はあ……冷えてる』

織「矢っ張りちゃんと冷ましていなかっただけじゃないのか?火傷していないか?」

『してませんしちゃんと冷ましました!!』

そう言って食べ終われば織田作さんに連れられて外の階段からお店の二階に行く

二階は住居なのか複数の子供の靴が玄関に散らばっていた

織「俺だ、入るぞ」

そう言って織田作さんが一つの部屋に入るのを背伸びして見てみるとソファーに男の子が座って野球のボールとグローブを持っていた

織「元気か?オヤジさんに迷惑かけてないか?」

右を見るとゲームをしている男の子

左には本を読んでいる子

織田作さんが部屋に入るので僕も後に続けて入ると女の子が勉強をしていた

すると、ソファーに座っていた男の子が大きな音を立てた瞬間

「貰った!」

男の子の声が上から聞こえた瞬間

子供達が織田作さんに襲いかかり倒れた織田作さん

脳震盪を起こしてないといいのだが……

「どーだ!参ったか織田作!」

だが織田作さんは涼しい顔で

織「本物のマフィアの恐ろしさを教えてやる必要があるな。A、手伝ってくれ」

そう言われて笑う

『僕ですか?』

そう言って側にあった布を手に取る

『役不足かもしれません』

そう言って笑えば

織「十分だ」

そう言って織田作さんも一寸笑った

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リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» 行ってらっしゃい!待ってますよ〜なんだか太宰さん達と一緒に行ってるみたいですね〜「今日は太宰がいないから仕事が進む」「国木田さん……言い過ぎです」探偵社はいつもより仕事が進んでますね〜 (2019年5月9日 14時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - これから行ってきます。帰ってきたら又お話して下さい!「リュカちゃん、ちょっと待っててあげてくれるかい?」「リュカ、頼むな。お前も無理すんなよ。」それでは! (2019年5月9日 4時) (レス) id: c945dd784b (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» おお〜奈良が一緒ですね〜ええだいぶん進んできました!回想が結構考えてたんですよ。黒の時代が終わった後と一期の主人公って雰囲気が一寸違うのでその理由……って感じの回想です! (2019年5月8日 21時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - 私は奈良、京都、大阪です!お話大分進んできましたね…姐さん、中也…あと、回想が何とも…続き楽しみだなぁ〜 (2019年5月8日 21時) (レス) id: c945dd784b (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» いえいえ〜私は東大寺に行きますよ〜奈良です!セイレーンさんはどちらへ? (2019年5月8日 17時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュカ | 作成日時:2019年5月1日 20時

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