黒の時代 ページ2
織田作said
何時ものバー、「Lupin」に寄ると
太「だーかーらー!なんで君が此処に居るんだよ」
『織田作さんに誘われたからです!治くんが来るって聞いてたら来てません!』
そんな声が聞こえた
太「あ、やあ織田作」
そう言って太宰が不満げにグラスを指で弾く
その横の白衣の少女の膝の上に乗っていた猫が伸びをして降りた
『あ……もう、治くんのせいですよ!』
太「煩いなぁ、じゃあ帰れば?」
『折角織田作さんに誘われたのに治くんのせいで帰るなんて最悪です』
太「あっそ、悪いね先生」
織「先生?猫がか?」
太「賢そうな顔してるじゃない……お客が来ればちゃんと席を譲るし。織田作の席だから君、退けば?」
『言われなくてもそうします!!』
そう言って立ち上がりその横の席に座るA
太「それより聞いてよ織田作!今日ねぇ銃撃戦があったのだよ!」
織「ほう....」
太「機銃付き幌車で武装した元気な集団と倉庫街で撃ち合いになった!」
織「それは随分な装備だな…では、お前のその増えた怪我は銃撃戦の結果負った傷か?」
太「その途中でトイレに行きたくなって急いだら排水口で転んだ」
織「そうか。急いでいたなら仕方ないな」
太「仕方ないねぇ〜」
『あのさあ包帯を無駄遣いする木乃伊、包帯代請求してもいい?』
太「はあ?君の仕事でしょ?」
彼の名前は太宰治……
犯罪組織ポートマフィアの幹部だ
太「因みに其奴らは罠を張って軽く小突いたら泣いて逃げてったよ。五円玉の様にパッとしない連中さ…お陰で死にそびれたよ」
ポートマフィアにはこんな言葉がある
太宰の敵にとって一番の不幸は太宰の敵であることだ
彼が打ち立てたの闇と血のリストを見ればマフィア内の人間も震え上がる……
マフィアになる為に生まれた様な男だ
一方のAはポートマフィアの医務官
記憶がないものの教えられたことはすぐ覚え、大学に入らずに医学免許を取り構成員の怪我を治している
太宰とはあまり仲が良くないのかと思えば、二人が揃えば頭脳戦は敵なし
ポートマフィアの一部では白衣の天使と言われている
確かに可愛らしい容姿だ
そう思いながら二人の会話……否、喧嘩?を聞いていた
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リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» 行ってらっしゃい!待ってますよ〜なんだか太宰さん達と一緒に行ってるみたいですね〜「今日は太宰がいないから仕事が進む」「国木田さん……言い過ぎです」探偵社はいつもより仕事が進んでますね〜 (2019年5月9日 14時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - これから行ってきます。帰ってきたら又お話して下さい!「リュカちゃん、ちょっと待っててあげてくれるかい?」「リュカ、頼むな。お前も無理すんなよ。」それでは! (2019年5月9日 4時) (レス) id: c945dd784b (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» おお〜奈良が一緒ですね〜ええだいぶん進んできました!回想が結構考えてたんですよ。黒の時代が終わった後と一期の主人公って雰囲気が一寸違うのでその理由……って感じの回想です! (2019年5月8日 21時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - 私は奈良、京都、大阪です!お話大分進んできましたね…姐さん、中也…あと、回想が何とも…続き楽しみだなぁ〜 (2019年5月8日 21時) (レス) id: c945dd784b (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» いえいえ〜私は東大寺に行きますよ〜奈良です!セイレーンさんはどちらへ? (2019年5月8日 17時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年5月1日 20時