第４０話 ページ42
次の競技は騎馬戦
騎馬の点数はさっきの障害物競争の順位に基づいたメンバーの点数の合計
点数は42位から5点、10点…って感じ
１位だけは1000万、その持ち主はデク
勝己は3位だった
メンバー決めになって
勝己と轟に人がわんさか集まるけどデクのところには人がいない、逆にさけられてる
まぁ、1000万のリスクとか単純にデクの個性をいまいち周りに示せてなかったのが原因ね
｢なぁマナ、一緒にチームを組まないか？｣
振り返れば轟がいた
｢悪いけどパス、マナは勝己と組むから。ごめん他当たってよ｣
｢あぁわかった、悪ィな｣
と言って下を向く。え何、落ち込んでんの？
｢どうせマナも轟も決勝に上がるんだろうけど、頑張ろ｣
｢あぁ、わかった。じゃあな｣
｢はーい｣
背を向けてひらひらと轟に手を振って、勝己の元へ行った
｢お前の爆発に耐えられるのは誰だ？！｣
｢…根性のあるやつ｣
｢違うけどそう！
俺の硬化ならお前の爆発にも耐えれんぞ、獲るんだろ、1000万｣
と切島が勝己にアピールしてた
｢はいはーい！ウチ、酸出せる！｣
と手を挙げてアピールする三奈の両肩に手を置いて
｢じゃあマナ、塩基出せる｣
と言った
｢あっ、マナ｣
｢もう！マナ来ちゃったら、ウチの個性とほぼ変わんない個性使えるじゃんか！｣
｢で勝己、マナと組んでくれる？｣
マナが敵の個性を反転させて使うには前騎馬にいるのがいいけど、
切島が前騎馬をするからマナは後騎馬にならなきゃいけないから色んな個性を使えない、もしかしたら何にもできずに終わるかもしれない
勝己がほしいのはやれと言われたことができる個性
その点で三奈の方がマナよりも向いている
けど、それでもマナを選んでくれるかは、賭けだ
｢ったりめぇだろ、獲んぞ｣
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作者名：式部夏海 | 作成日時：2019年1月14日 9時
