第４１話 ページ43
騎馬戦が始まりデクを狙って勝己が行ったけど、デクチームの常闇に邪魔をされ、瀬呂のテープで勝己を回収して体制を整えて、さぁ、という時に、
『A組緑谷以外ぱっとしねぇー、ってか
爆豪0ポイントー！？』
｢単純なんだよ、A組｣
｢やられた！！｣
｢んだとテメェコラ！返せ！殺すぞ！｣
障害物競争でいたあのB組にハチマキを盗られた
｢ミッドナイトが第１種目と言った時点で予選段階から極端に数を減らすとは考えにくいと思わない？
おおよその目安を40位以内と仮定しその順位以下にならないよう予選を走ってさ、後方からライバルになる者達の個性や性格を観察させてもらった
その場かぎりの優位に執着したって仕方ないだろう？
いい案だろう？人参ぶら下げた馬みたいに仮りそめの頂点を狙うよりさ｣
やっぱり、マナと同じことを考えてた
あとコイツ、めっちゃ腹立つ顔でこっち見てくんじゃん
｢あ、あとついでに君、有名人だよね！ヘドロ事件の被害者。今度参考に聞かせてよ、年に1度、ヴィランに襲われる気持ちってのをさ｣
｢マナ、切島ぁ、予定変更だぁ
デクの前に、コイツら全員殺そう！！！！｣
｢もちろん！！｣
｢物間！あんま煽んなよ、同じ土俵だぞ、それ！｣
｢あぁそうだね、ヒーローらしくないし。それによく聞くもんね恨みを買ってしまったヒーローがヴィランに仕返しされるって話｣
そう言ってB組のアイツは去っていく
勝己はわなわなと震えて今は追いかけれそうにない
｢爆豪落ち着け！冷静になんねぇとポイント取り＿｣
｢進め切島ぁ、俺は、今すこぶる冷静だ！！｣
｢頼むぞマジで…｣
｢行けぇぇぇぇ！！！｣
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作者名：式部夏海 | 作成日時：2019年1月14日 9時
