第２１話 ページ22
マナの演習が終わって、
半分野郎に出るように言われてたからこんな早ぇのか、まぁマナももうじき戻ってくるだろうと思っていたら、アホ顔を中心に騒ぎ始めるモブ共
ｯﾁ うるせーな んなに半分野郎がすげえかよ
てっきり半分野郎の個性を見て、戻ってきた半分野郎に群がってると思ってた
が、騒ぐ方を見ると
マナが半分野郎に抱えられていた
「すごかったな轟！」
「何でマナをお姫様抱っこしてんだ？」
「くそー、これだからイケメンはよ！｣
「最低ね峰田ちゃん」
「轟、もういいよありがとう」
「ん、あぁどうってことねぇよ」
と、マナが降りてオールマイトの方へ行く
そうだ、さっさと降りて離れろ
｢ご苦労様、加賀美少女。はいこれ鍵｣
｢ありがとうございますオールマイト。透、お願い
次回から重りはもう少し軽いものでお願いします｣
｢あぁ、普通に拘束するだけにするよ｣
透明女に鍵を渡しベルトを外させながら女子達と話す
｢どう？推薦入試一位のイケメンにお姫様抱っこされた感想は？｣
｢びっくりした以外、特にないけど｣
｢でも最初、顔真っ赤だったよ？｣
｢そりゃお姫様抱っこされたら顔くらい赤くなるでしょ｣
｢んで、加賀美を抱えてたんだ？｣
｢歩きづらそうだったから｣
｢加賀美を助けたときも思ったけど、王子様かよ｣
と醤油顔が言う
｢それなら俺を呼んでくれればよかったのに｣
｢別にマナくらい、障子の手を借りなくても俺でも運べるからな｣
｢あ、やっぱ名前で呼んでる。意外と手、早いんだな｣
｢ｺｿｯ)で、どうだったんだよ？｣
｢何がだ？｣
｢あの胸！あの尻！あの太ももに触れてたんだろ？ライダースーツから見える不二子っぱいの眺めはどうだったんだよ！？｣
デクも、マナを抱えた半分野郎もそれを許したマナも、あの葡萄頭も、ムカつくなぁ！！
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作者名：式部夏海 | 作成日時：2019年1月14日 9時
