第３３話 ページ35
次は、マナ達のグループ
｢よろしく、砂糖、瀬呂｣
｢おう よろしくなマナ｣
｢おうよ｣
｢マナがロープを持って降りるから、砂糖と瀬呂は上から引っ張って。で、要救助者は…｣
｢上鳴と爆豪が脚を負傷してて、意識不明者が…
峰田だな｣
｢…瀬呂、テープ何�辰�持ってくね｣
｢おう、いくらでも持ってけ｣
・
担架に乗って谷底へ降り
｢オッケー！着いたよ！｣
と叫ぶ
さてと、まずは峰田からか、と峰田の方を見ると
｢不二子っぱいがすぐそばに不二子っぱいがすぐそばに不二子っぱいがすぐそばに｣
ブツブツブツブツ言っていた
気持ち悪い、デクみたい
そんな峰田の近くに担架を持ってきて、峰田に瀬呂のテープを付ける。そのままテープを担架まで引っ張って峰田を担架に乗せる。余ったテープを担架に巻き付けて完了！
担架のロープを引っ張って、上げてと合図する
担架が上がって戻ってくる間に、上鳴とマナをロープで括りつけ上鳴を背負う
｢うおっ！？｣
｢ちょっとロープが痛いけど我慢してね｣
｢それはいいんだけど、これ独学？｣
｢子豚搬送っていう縛り方で、動けない人を運ぶために消防士が使うやつでホントは意識不明者に使いたかったんだけど、峰田だったからさ。上鳴で使わせてもらうね｣
上鳴を担架に乗せて引き上げる
最後は勝己だ
｢勝己、ロープ回すね｣
と勝己の背中にロープを回す
あー近いな、息かかる
｢おい、それやめろ｣
｢子豚搬送ってのは、ロープが食い込むし体格差がねぇと運ぶの辛ぇだろ｣
てか、たかが脚を怪我してるってだけで子豚搬送なんてすんなよ
と、続ける
分かってるけどさ…
｢肩貸せ、担架まで歩く｣
｢え、あ、うん｣
｢この前の騒ぎとか体力テスト大丈夫だったか？｣
｢…！？ う、うん、大丈夫｣
｢そうか、｣
と、言って勝己は自分でロープを引っ張って上げる合図をして上げられていった
勝己が心配してくれた…
｢瀬呂ー！｣
｢オッケー！｣
するとすぐに腰に瀬呂のテープが巻き付いて体が浮く
次の瞬間には瀬呂の腕の中
｢お疲れ、マナちゃん｣
｢お疲れ｣
と瀬呂の肩からひょっこりさせて砂糖が言う
｢お疲れ、瀬呂、砂糖｣
｢要救助者、全員救助できました｣
｢おう、お疲れ｣
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作者名：式部夏海 | 作成日時：2019年1月14日 9時
