【男性声優】シェアハウスの雨宿り。IV

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｢ごちそーさまでしたっ！｣という満足気な声が高らかに響く。

たまには美味しいお肉と野菜でしゃぶしゃぶも悪くない。
シメのうどんもすごく美味しかった。

ぷりっぷりのお肉の余韻についつい浸る。


お皿やIH等の片付けをしていると、突然ピコンッとポッケの中のスマホが通知を鳴らした。

ビックリして｢あぇっ…｣と変な声が出る。

隣に居た入野に｢え、あぇって何？｣と真面目に聞き返されて、｢いやビックリして声出ました。｣とこちらも至って真面目に答えた。


休憩がてらソファにぽふっと座ると、スマホを見る。

横から下野と柿原が覗き見してくるが、別にやましいものなんて無いから気にはしない。



柿｢誰から？｣

｢いやこの音は連絡じゃないんだよね…。あ、ゲームだ。｣

下｢え、Aゲーム入れてたの？｣

｢最近入れたんです。せっかく皆さんと知り合えたんですし、色んなこと知ってた方が面白いでしょ？｣

下｢まぁ確かに…？｣

柿｢何入れたの？｣

｢えぇっとね…、夢王国と眠れる100人の王子様てやつ。｣

柿｢わ、夢100か。｣

｢なんか沢山みんなの名前書いてあったし、これでいっかなーって。｣



さっきの通知は、体力が全部溜まったという報告だったらしい。

ピッとアプリを開いて、ログインボーナスというやつを貰う。


そのまま少しやろうかな…と考えていると、｢あ、ちなみに推しは？｣と遮るように柿原がAに聞いた。

最近ゲットした黒髪のキャラクターを指して、｢これ。｣と言う。









下｢ユリウス…達かぁ〜！！｣


鈴｢流石Aだな見る目がある。よしよししてあげる。｣


｢わーい…？｣




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