69話 ページ35
Aside
急にシリアスな空気になったお。
目の前で黒髪の彼は言った。
弟が返ってくるのを期待しては行けないのかと。
水色の彼はその言葉を聞き、黙ってしまった。
ここで起こっている口論はきっと今まで頑張って支えてきた重荷を下ろすためあるのだとおもう。
兄弟どうし、意見をぶつけあい言いたいことを言えばそれなりに重荷は軽くなると思う。
相手がどう思っているなんて自分には永遠に分からないことだ。
相手と自分は違うのだから。(当たり前)
…おいこらせっかくいいこと言ったのにぃ！！？
ゴハっ…
話の内容はどうやら折れた弟をもとに戻すとかいう話だ。
そして俺は見逃さなかった。
薬研のめが紅くひかったことを。
それに気づいた一期がいきなり大声を上げた
一期「薬研！ダメです！そちら側へいってばなりません！」
そちら側とは？←
薬研「…俺が、弟を救う。一兄がやらないなら、俺が何とかする」
そういった薬研からは、真っ黒な瘴気が感じ取れた。
そちら側、っていうのはこうなることを言うのだろうか。
一期「よく考えなおしてください！消えてしまったものに戻って来いなどわがままに過ぎません！私だって戻ってきて欲しかった時だってあります！でも！何度願っても何度試しても弟は戻らなかった！諦めるしかないんですよ！！！！」
薬研「…失望したぜ、一兄。兄のあんたがそんなこと言うなんて、一体以前の一兄はどうしたっていうんだ？」
貴「……一期の言うことは正論だぞ。この世からなくなってしまったものはもう二度と自分のそばには戻ってこない。いくら願おうと、いくら涙を流そうと戻ってこないものは戻ってこない。それを戻したいと駄々をこねるのはわがままだ。
けど、ここに神様がいるのを忘れてもらっちゃ困るな。」
薬研「…何が言いたいんだ。」
貴「つまりは、俺なら折れた刀を元に戻せるかもしれないって話だ。」
すると一期は見開き、信じられないというような顔でこちらを見てきた。
おい一期、お前目見開き過ぎ←
一期「そんなことありえません！！神様だからってそんなことできるわけがないんです！」
貴「だがしかしよく考えてみろ。お前ら刀は俺ら審神者の霊力で出来てるんだ。だとしたら霊力を込めれば治ると思わないか？」
そう、霊力を込めれば直ると思う(適当)
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青鷺(プロフ) - 見ていてくださった皆様…こちらの不具合で、更新ができなくなってしまい、削除もできなくなってしまいました…解決方法が全くわからないのでどうすればいいのかわからないので、しばらく更新を停止させてイタダキマス… (2017年8月23日 22時) (
レス) id: cb35208076 (このIDを非表示/違反報告)
青鷺(プロフ) - くりももさん» おおお！！ありがとうございます！！なんか最近更新できてないんでがんばって更新しますぅd('∀'*)心配してくれてありがとうございます！ (2016年11月28日 6時) (レス) id: cb35208076 (このIDを非表示/違反報告)
くりもも - 初コメ失礼します！面白いです！更新待っています。無理はしないで下さい！('ω')ノ (2016年11月14日 19時) (レス) id: 59c80179a5 (このIDを非表示/違反報告)
青鷺(プロフ) - 悠馬さん» ありがとお！！！！君にはいつも元気をもらっているよ笑笑笑笑これからもこの作品見てね！！ (2016年11月14日 17時) (レス) id: cb35208076 (このIDを非表示/違反報告)
悠馬 - 更新お疲れ様(｡*･д･｡)ﾉ凄い良い小説だから頑張れ。 (2016年11月14日 16時) (レス) id: 5f996aac81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青鷺 | 作成日時：2016年9月30日 6時
