60話 ページ21
一期side
突然後ろから振りかけられた言葉に驚き、振り向く。
するとその声の主はこういった。
貴「一人で行くには危険だ」
そんなことは分かっている。でも、短刀一人で行った弟のことを考えると兄の私が行かなければならないのだ。
兄弟思いの弟のためにも。
すると審神者は驚くべき発言をした。
貴「俺も付いて行こう。流石に二人じゃ危険だぞ。」
何を行っているんだ。この審神者は。
まだろくに傷も塞がっていないというのに。
一期「なりません。これは兄としての責任です。だから審神者殿にはついてきてほしくない。」
本当は、ついてきてほしい。
私だって阿蘇樫山は恐い。
でも弟が一人で勇気を振り絞って行ったんだ。
ならば、ここで恐がっている場合ではないのだ。
貴「俺もここの主として責任がある。この本丸にいる奴ら全員俺の家族だ。守るのは当然のことだ。」
どうやらこの審神者はついていかないという手段を取ることはなさそうだった。
ただ、思うことはこんなことをしている間にも弟が危険に晒されている、ということだけだった。
阿蘇樫山は敵が多いところで短刀一人では大変なのだ。
なら、人出が多いほうがいいだろう。
もうこの際、彼の力を借りよう。そう思った
一期「……ご一緒願います。」
貴「ああ。もちろんだ！」
審神者の嬉しそうな顔が見えた。
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青鷺(プロフ) - 見ていてくださった皆様…こちらの不具合で、更新ができなくなってしまい、削除もできなくなってしまいました…解決方法が全くわからないのでどうすればいいのかわからないので、しばらく更新を停止させてイタダキマス… (2017年8月23日 22時) (
レス) id: cb35208076 (このIDを非表示/違反報告)
青鷺(プロフ) - くりももさん» おおお！！ありがとうございます！！なんか最近更新できてないんでがんばって更新しますぅd('∀'*)心配してくれてありがとうございます！ (2016年11月28日 6時) (レス) id: cb35208076 (このIDを非表示/違反報告)
くりもも - 初コメ失礼します！面白いです！更新待っています。無理はしないで下さい！('ω')ノ (2016年11月14日 19時) (レス) id: 59c80179a5 (このIDを非表示/違反報告)
青鷺(プロフ) - 悠馬さん» ありがとお！！！！君にはいつも元気をもらっているよ笑笑笑笑これからもこの作品見てね！！ (2016年11月14日 17時) (レス) id: cb35208076 (このIDを非表示/違反報告)
悠馬 - 更新お疲れ様(｡*･д･｡)ﾉ凄い良い小説だから頑張れ。 (2016年11月14日 16時) (レス) id: 5f996aac81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青鷺 | 作成日時：2016年9月30日 6時
