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「ほら」
小声で言われて、はっとする。私は慌ててたまうさの乗った膳を
「可愛いわね。じゃあ、いただきまーす」
次の瞬間、たまうさの丸い身体が欠けた。
たまうさは何が起こったのか分からなかったみたいだった。ただ笑顔でたまたま鳴いているだけだ。
ぐちゃ、ぐちゃ。たまうさが
私はわけが分からなくて、何も言えなかった。あれは、何をしているんだろう?たまうさはどうなるんだろう。どうなったんだろう。だって、知らないのだ。あんな風にばらばらになったら、どうなるのかなんて。
「ご馳走様。甘くて美味しいわねぇ、これ」
「ありがとうございます、
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ミクミキ(プロフ) - ぱるむのお部屋さん» ありがとうございます!励みになります (2022年6月30日 21時) (レス) id: bce403cc8a (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむのお部屋(プロフ) - たまうさかわいい〜イラストもとてもかわいくて素敵ですね!これからも頑張ってください! (2022年6月30日 20時) (レス) id: 0955046302 (このIDを非表示/違反報告)
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