太輔君の愛し方

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「ねぇ、いい加減離れない？」





『さっきまで、お前がくっついてたじゃん。』





「それと、これとは違うだろ。」





「な、俺、お腹すいたんだけど、」





「だいたい最初は、一番におはよういった人でしょ？」





『そんなの、お前が勝手に決めだんだろ』





「俺は、お前に気を使って、頬にしたんだかんな。」








ねぇ、聞いてよ。



しょうもないと、思わない？



最初だとか、後だとか、


頬だろうが、どこだろうが。




――――――――ギュウ






そんなことよりも、離れよーぜ。



暑いんですけどぉー。






そりゃさ、朝起きて、恋人がふたりいたら､､､､､ね？




いや、驚いたよ？結構ね。






――――――――ギュウ






何て言うの？こういうの。



まぁ、いわゆる“ドラマの見すぎ”





すごい夢のようだけどさ、夢のようだけどさ､､､､






―――――――ギュー









「お前ら、なんなんだよ！？さっきから！暑いんだよ！」






「「だって、たいすけが！」」






「両方たいすけなんだよ！」






あぁー夢であってくれー！！

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