やさしさとは ページ12
リアル設定
メンバー同士の藤北
北山side
――――――――――――――――――
俺は今とてつもないくらい
自分の無力さを感じている。
メンバーで一番忙しいであろうアイツに
なかなか人に頼らないアイツに
甘え方を知らない不器用なアイツに
なにもしてやれない自分が悔しい。
知ってる、無理してることも。
昔よりも、離れていった距離も。
なあ、ただ眺めてるだけなんて、つれぇんだよ。
なあ、他のやつにちゃんと甘えれてんの?
素の自分をだせるよこーさんに。
聞き上手で話しやすい宮田に。
価値観の似ている玉に。
これ以上ないくらいに笑わせてくれるニカに。
いつも一緒にいてくれる千賀に。
なんで、俺じゃためなんだろうって、、、
俺だったら、
俺だったら、
俺だったら、、、?
何ができるんだろう。
俺には、何もできない。
お前の張り付いた笑顔を見たくない。
無理して、動いてるのも見たくない。
もう、嫌なんだよ。
347人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「藤北」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:飛鳥 | 作成日時:2019年5月25日 1時