【実況者・歌い手】とあるカフェの店員事情。 (ページ22)

今日:7 hit、昨日:7 hit、合計:32,175 hit

2ｰ6 ページ22

時刻は2時を少し過ぎた頃。お客さんも徐々に減り、ちょっと暇になってきた。注文来ないもの。さっきからかしたろーがカウンター席で突っ伏してるまである。写真撮られてるけど大丈夫か？？
そう思いながらかしたろーの後頭部を見てたら、いきなり顔をあげたかしたろーと目が合った。なんで見つめてくんだよお前はあまちゅと見つめ合っとれ。

歌「ねぇしぐさん」

『なんだね』

何かを期待したような目で見てくるなぁ...
しかし小腹がすいた...疲れたし甘いもん食いてぇなぁ

歌「今唐突にクッキーとマカロン食べたくなった」

えぇ...何同じこと考えてんねん運命かよ....お前の運命の相手はあまちゅだろうがよ...()

『ほう...奇遇だな私も甘いものが食べたい』

歌「...どっちが作る」

『私疲れた』

歌「奇遇だね僕もだよ」

『.....』

歌「.....」

二人の間に沈黙が生まれた。その瞬間私は悟った。もう闘いは始まっていると。もうこれは作るか休むかいや、勝つか負けるかの世界だ。拳を構え目を合わせ呼吸を読みタイミングをはかり、こう叫ぶ。

『「...最初はグーッ！じゃんけんポンッ！！」』

私がチョキ、かしたろーがグー。

『ｸﾞ....ｯｯ！』

負けた...おのれかしたろー...

歌「美味しいお菓子を待ってるよ〜((ﾆｺﾆｺ」

S「何の話ですか？」

歌「ん？さっきしぐさんとお菓子食べたいねって話してね、じゃんけんで負けた方が作ろうってなって僕が勝ったの」

S「なるほど。てことはしぐさんの作ったお菓子を食べれるんですね！！((ｷﾗｷﾗ」

歌「そうだね〜(なんて綺麗であざとい笑顔...眩しっ)」

『しぐさんを仲間ハズレにして喋ってんじゃねぇぞ』

歌「してない」

S「してないですよ！」

『ほんとかぁ？』

歌「ほんとだぁ」

『ほんとかぁ？？？』

歌「ほんとじゃねぇよ」

『うそかぁ？？』

歌「うそだぁ」

え「あのそれうちのネタなんですけど」

あ「懐かしいねぇ」

『これ個人的にものすごく好きなんだよね』

歌「面白かったよ」

え「ありがとうございます...(？)」

S「見事な漫才でした！」

あ「そんなつもりではなかったですけどね」

え「てかしぐさんは何してんの？それ」

『お菓子作ってるんだよ。クッキーとマカロン。』

あ「あ、いつもの？」

『そそ。おやつ。』

え「今お客さんそんなにいないし何かてつだ((『いいよ休んでて』....そうですか」

あ「カタメンテだからか」

『ﾁｶﾞｳﾖｰ』