俺の奥さん。 (ページ1)

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1 お疲れ様。ページ1

今日は夜中まで仕事があった。

俺は、もうくたくたな状態で家に帰ってきた。

流石にあいつも寝てるよな。

そんなふうな事を考えながら、ドアをゆっくりと開けた。

リビングの電気はまだついていて、驚いて時計で時間を確かめた。

『3:24』

時計の針は、その数字をしっかりとさしていた。

まさか...俺の為に...！

ちょっぴり期待しながらリビングのドアを開けると、、、、、、

「......。」

超寝てるじゃん...！！！！！！！

「そりゃあ流石に寝るよな...。」

机の上でうつ伏せになりながら寝ている、俺の奥さん。

とりあえず毛布を掛けておいた。

「おかえりなさい...、光くん......。」

寝言だけど、確かにそう言った奥さん。

「ただいま。」

そう返しておいた。

綺麗にラップで包まれた晩飯を食って、お皿を洗っていると、冷蔵庫に何か貼ってあるのに気がついた。

『光くん、お仕事お疲れ様。
元気が
出るお肉料理だよ！！！
たくさん食べて、頑張って！！！私も頑張る！』

何て書いてあるはり紙が貼ってあった。
変なところで行変わってるし、ほんと......

「バカだなぁ。」

けど、それがあいつの精一杯の応援だから、ちょっと、ちょっとだけね？頑張ろうって思えた。

皿を洗い終わって、風呂に入ると、丁度良すぎる温度のお湯が湧いていた。

ちゃちゃっと風呂に入って、リビングに戻る。

今日はこいつも大学で1日中研究してたとか。

あ、奥さん現役大学生です。

伊野尾ちゃんが卒業した大学通ってる上、学科も同じっていうね。

まぁ、疲れてるだろうから。

俺は奥さんをおんぶしてベッドまで連れていった。

。
俺の奥さん身長すっげーちっちぇーから、おんぶが丁度いいの。

「お疲れ様。」