フェ「じゃあ、吸血鬼だったら一番誰が好き？」貴『パパ！！』フェ・ク「えっ･･･」 (ページ9)

今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:57,131 hit

きゅうじゅうろくゎページ9

ミカエラ SIDE

「あれが《終わりのセラフ》なんじゃないですか？」

　

終わりのセラフについて男子トイレで話し合っていると

鎌の女と金髪の女が入ってきた

「黙示録のラッパが吹かれ神様が天使に人間を罰するよう命じる。ですが、人間はその天使ですら無理矢理コントロールしようとしてーーー」
「この間成功してましたねぇ～。それも二匹も」

この女は、どのくらい《終わりのセラフ》についてを知っているのだろうか？

「シノア、お前は《終わりのセラフ》についｔ「知っていることはこれで全部です」」

どうやら、優ちゃんも僕と同じ事を考えていたらしい

「絶対に触れちゃいけない、世界を滅ぼす研究だった･･･といことです。またか、それが人間の蘇生だったとは･･･」

まあ、その話しが事実であって

「フェリドを信じればだけどｎ･･･『いいえ、それは事実よ』」

足音とともに響くりんとした声･･･

振り向けば、そこにいたのは

カナメだった

だけど、何時ものカナメじゃなない

多分僕がまだ見たことのない姿だと思う

その姿のカナメは、とても綺麗で･･･

言葉で、どうやって表していいのかが分からない

『さっきフェリドが言っていたとおり、《終わりのセラフ》は人間を蘇生する実験だった。それは、事実だった』

「何故、それが正しいと言える？」

一番最年長の鳴海が言った

『私は8年前、ある女に出会った。その女が言っていたことをそのまま言ったまでだ』

「も、もしかして･･･その女って、柊真昼ですか？」

『そうよ、彼女が全て言ったこと』

柊真昼･･･？

『私がフェリドに8年前の12月25日にある場所へ行って貰った。その結果、《終わりのセラフ》という実験は、人間を蘇生される実験だったということだ』

「そんな･･･」

『話は変わるが･･･』

そこで一端区切った

僕たちは、真剣にその話を聞こうと耳を澄ませていたら

『これは、どうやって使うの？』

「･･･」

「へ？」

カナメが興味津々に、便座を隅から隅まで見ていた

「あー！それ、私も気になりました！！」

鎌の女も、カナメの隣にしゃがんで便座を眺めていた

「男子用トイレ初めて入ったんですけど、女子と作りが違うんですねぇ～知りませんでした」

『サングィネムに、男子用トイレなんて物事態見たことなかった･･･』