フェ「じゃあ、吸血鬼だったら一番誰が好き？」貴『パパ！！』フェ・ク「えっ･･･」 (ページ2)

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きゅうじゅうゎページ2

なんか、企んでそうだな～

フェリドって自分の興味が有ることにしか、その頭は活用しないもんね･･･

お菓子～♪

「あ、そうそう君。鳴海真琴君だよねぇ？」
「茜ちゃんと同じで死んだ君の大切な仲間ーー秀作君、鍵山君、弥生ちゃん、利香ちゃん。四人の死体も僕がちゃ～んと、拾って瓶詰め保管してあるから安心してね」

･･･ん？

拾って瓶詰め保管してあるから･･･？

鳴海君の仲間が殺されたのが、あの時で･･･

多分、帰った後にもう一回

あの場所に行って、拾って瓶詰め保管した･･･

「ほらこうなる、人質が増えた」

「もしも秀作君達が蘇生した時、体が欠けてたら大変だからさ」

じゃあ、その間･･･

カナメは何してた？

もしかして･･･

「お前はどこまで･･･！！」

『瓶詰め保管してる間、カナメはずっとトランクに閉じ込められてた？！』

「あ･･･気づかれちゃったよ～♪」

『フェリド！！』

「あはは、そう怒るなよ～♪人間の血をカナメに見せたく無かったんだよ～」

『カナメずっと、怖かったのに！！』

「あはは、ゴメンってば～♪」

ミカの膝の上で、暴れているとミカが宥めてくれた

「騒ぐな話を進めよう。《終わりのセラフ》について教えてくれるんだろう？早く蘇生とはなんだ？」

「話なんて聞いても無駄だ。全部コイツの遊びだ」

フェリドの遊びだって中途半端は良くないもんね！

真剣にやるからこそ楽しいんだから！

やると決めたのなら真剣にやるべきだよね

うんうん･･･

「ふふ、気になるよね。妹の未来ちゃんの事もあるしね」

なんて、考えていると

突然の浮遊感･･･

ミカの膝の上に座っていたカナメを一瞬で奪ったらしい

「でも、後5秒待とうか。そろそろ優ちゃんが起きるから。残り三秒、二、一･･･はい」

パチンッ

パチッ

「優さん！！」
「優！！」
「優君！！」

『あ、本当に目を覚ました。凄いフェリド！』

「でしょ～♪」

君月君がフェリドを見て

「成る程、確かに付き合いにくそうだ」

ん～？

そんなに付き合い難いかなぁ？