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小｜中｜大｜桜が咲く頃、私たちは卒業する。

　お互いの想いを胸に、お互いの進むべき道へ進む。

　好きだと告げればよかったと、そう何度も後悔はしたが、それでも尚、私たちは前へ進まねばならない。

「伝えなくて良かったのか？」

「こればかりは、仕方ないだろ……」

　私は東京を去る。

　それを笑顔で見守る幼馴染みは、笑顔で、私を送り出してくれた。

「またね、光太郎！」

　悔しいことに、私の頬には涙が伝っていた。

　私の去った後、光太郎はなにを想っていたのだろう。好きだったかな……

　そしてーーーー

「烏野高等学校、入学式を執り行います」執筆状態：連載中





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作者名：モヤん | 作成日時：2020年4月23日 4時

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