【黒バス】たとえオタクでも君が好き!!【赤司征十郎】

４時間。 ページ5

ゲームの【スタミナが回復しました】という通知音で、私の第二の朝が始まる。






そして今日もいつもと同じように、その１日を始めようとした。









なのに。









「やぁ、おはよう」









＿＿私の目の前には、赤髪の少年が立っていた。









.









.









ん？どういう状況なんだこれ。




えぇっと？




ここは確か誰も知らないはずで。





つまりはこれは夢かな？









貴女「ぇ、えっ、…」








脳内では饒舌に今の状況を理解しようと、必死だが身体のほうはうまくそれをしてくれない。





すくわれた金魚のように無意味に口をぱくぱくと動かし、ひたすらに【え】を繰り返している。









そんな私を見てか、








「あぁ……とりあえず、落ち着いてくれ。

俺は別に不審者でもなんでもない。

この学校の生徒だ」






と、説明をしてくれた。







そうか。生徒か。オーケー。理解はできたよ。




１Stepクリアかな？




えっとえっと、２Step目は、えっと




そうだ、名前を聞こう。




ゲームを始めるにはまず相手を知らないとな！




ここは自然に




「君の名前は？」




みたいな、かの有名な映画のノリで行こう。








…よし。





脳内シミュレーションはバッチシ。





……いける！









意を決して、すっと息を吸いこんで









貴女「d、だ、だだ、…誰ぞ……？」









あ れ れ ー っ ？

お っ か し い ぞ ー ？

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