仮面被り【Rkrn】

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『他の保健委員会の方々はうまく投げられたようですね、お命に別条がなくてよかったです』

伊「龍馬、包帯巻くの上手いんだね！」

乱「こんな状況で言うのもなんですが、保健委員会に龍馬さんが所属して下さったら仕事が捗りますね！」

『！！……乱太郎さんの今のお言葉少し間違っていますよ』

乱「っえ、すみません…」

『……私はもう、保健委員です』

伊「っえ？どういう事だい…？」

『伊作さんの腕の頭巾、乱太郎さんが羽織っておられる上着…それ全て私の衣服です』

乱「ですが、言葉を龍馬さんがおっしゃられなければ…」

『いいえ、私は先程そのお言葉をつい口に出してしまったのですよ』

乱「っえ、おっしゃったんですか！？全く分からなかったです！どうしよう〜…」

伊「言葉…」

『っお、善法寺さん何かお気づきになられましたか？』

伊「……仲間、かい…？」

『……当たりです』

乱「っあ、あの時！」

『そうです、山賊さんに仲間かとお聞きされた時です』




「「…………って、いうことは…」」




乱太郎と伊作は顔を合わせ


伊「龍馬は今から…！！」

乱「保険委員会の一員！！」

『不運のお陰ですね』

伊「っう、こればかりは言い返す言葉が見つからない…」

乱「…ですがこれからは龍馬さんも不運になるんですからね」

『ははは、そうですか。ってもう日が暮れそうですね。早いうちに学園に帰りましょう』

土「龍馬！！」


「「土井先生！！」」


『なんですか？』

土「2人は私が学園まで連れて行く、龍馬は残りの委員会を探してくれないか。まだ龍馬が捕まったという事は知らせていないんだ」

『承知致しました、よろしくお願いします。では』ｼｭﾀ


そう言われ龍馬(A)はまだ残っている委員会を探しに行ったのだった


それと同時に雨も止んだのだった

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