#story 8-9 ページ9
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サー. ..
訳わかんない事言ってるなんて、分かってる
『なッ、、もうッ…っ、兎の所に…行けよぉ…ぅっ』
今猛烈にダサいなんて、分かってるんだ…っ
『ひっ…っく、、ぅっ…』
な)A…
サー.. .
あぁ、最悪。みっともない。不甲斐ない。
きっと…私は、このお話の主人公なのかもしれない
雨は、きっと私のせいで降っているのかもしれない
『お願い…離して…ッ』
今はもう…放っておいてほしい、、っ
な)っ、A…っ!!
腹に腕を回されたまま強く引っ張られた
『っな、なにす_な)好きだよ_ハ…?』
な)好きだ、A。好き。
『え…?』
な)俺は、Aが好きなんだ。もう2度と迷わない。
なに、、それ、、、
『………ムイ、』
な)え…?今なんて、っうぉっ、
ななもりの言葉を遮って、、自分からななもりの腕の中に収まった。
な)なっ、A、、っ?
なんて言えばいいのかなんて分からない
分かるわけがないじゃない。
何も知らない。何も出来ない。
でもわがままなら言ってやる。
な)あ、あの、、?///
この冷え切った体と心臓を、
『さ、さむいっ、ヒグッ、もっと、つよく…っ』
早く温めろ。
もっと、強く抱きしめてみろ。
な)ッもう、っどれだけ好きにさせたら気が済むの…っ
カシャン. ..
止んだ雨に濡れたフェンスの音がした
ななもりは私を抱きかかえ、フェスの内側へと運んだのだ
な)A
『…なに、?』
な)あの子との話は、もう…終わったよ
『…、、』
そっか、あのななもりだもんな
女の子1人振るのにも、毎回心苦しそうだもんな
私はそんなお前を、知ってるよ
『…ごめん…ありがとう…、』
それを私の為なのだと思えば、なにも言えないよ
な)なぁんでAが謝るかなぁ……こちらこそ
気付いたら空気の淀みはすっかり晴れていた
そして私の周りには、さっきの6色の虹がいた
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莉子 - 続編おめでとうございます!!結構遅れてしまった、、これからも読ませていただきます!! (2020年9月18日 22時) (レス) id: 5f56a1975b (このIDを非表示/違反報告)
めろん - ヤバイ…夢主がカッターキャーされて裏切られるところ読んで泣いてしまった…。めっちゃいい物語なんで、これからも頑張って下さい (2020年8月31日 0時) (レス) id: aafa0eac70 (このIDを非表示/違反報告)
たり - さざんかさん» いえいえ!!対処ありがとうございます! (2020年8月30日 12時) (レス) id: 32a028c989 (このIDを非表示/違反報告)
逢(プロフ) - さざんかさん» ねぇねぇ君僕にも返信ちょうだいよ。ぷりん丸様よ(( (2020年8月24日 0時) (レス) id: 204dc2adce (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - たりさん» ご指摘ありがとうございます!ガイランスに適応する形で対処していきます…!申し訳ありません…m(_ _)m (2020年8月20日 20時) (レス) id: 63429259c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さざんか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/madotoku1/
作成日時:2020年3月22日 19時