ドS６人が鬱陶しい件について８

#story 8-3 ページ3

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ザー.. .ザー. .. ..



『……………………』



扉は、開かなかった


階段を上る音もしない



もうどれくらい経っただろう…


いや実際あんまり経ってない



こんなに時間が長く、遅く、疎く感じたのは初めてだ



____っ血が出てる！！大丈夫！？書記ちゃんだよね！？どうしたの！？




ｽﾞｷﾝｯ『っ……』




___血を流してるんやから、どっちが優先か分かるやろ…？




＿＿___優先とか…っ、どっちも大切だよぉ…




＿＿_ﾊﾟｼﾝ.. .ｯ＿ぃっ…っ？


＿＿＿＿＿___＿A、やったの？


___……へへ




ザー. ..ザー.. .




雨と一緒に、色んな物が落ちていってる気がする




『もう……嫌だ…っ』



あいつらが居なかったら…私は、、



私は、…こんな思いをせずに済んだのに、、っ




もし、あいつらと、、出会わなければ……？



＿＿A〜っ！止まってぇ〜っ！

＿＿＿＿＿嫌に決まってんでしょっ！！！




＿＿Aと寝たかったから

＿＿＿＿＿＿__あつい、ひっつくな、重い、バカ猫




＿＿＿相変わらずツンデレですね

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿黙れネズミ



＿＿助けてあげへんくてごめんな？ほんまにごめん…

＿＿＿＿＿＿＿よし。



＿＿ヤギの肉かぁ…生きたまま売ったら高く付きそうだな

＿＿＿＿＿＿め、めえええぇぇ〜〜っ！！！



＿＿ちょっと俺頑張るわ__よし



＿＿＿＿＿＿頑張るな＿＿意気込むな






『ふふ…』



何故だかフラッシュバックしてきた記憶



気が付くと、雨が止んでいて…




『わぁ…虹だぁ……』



でも…



『あれ、あの虹…』



『６色…？』







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バン.. .ｯ!!





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