#story 3-33 ページ33
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『…はぁ……いきなり なんなんだよアイツら…』
まぁ、こんな固い頭では考えても分からない
『1年2組、恐怖のコスプレ喫茶やってま〜っす』
また悶々と考えながら宣伝をする
すると、この賑やか過ぎるざわつきとは かけ離れたような、ヒソヒソ話が聞こえた
辺りを見回すと、
この廊下の死角に位置する階段の踊り場から、スカートと思われる、
血のついた白のフリルが見えていた
これはケガどうこうの血ではない
私のクラスで行なっている喫茶店のコスだろう
誰かなんて予想は、直ぐについた
その話の内容、気にならないと言えば嘘になる
こっちから見たら死角と言うことは、あっちから見ても死角のはず、
バレないように壁に寄り添いながら会話を聞いた
女1)ちゃんとアルコールスプレーかけたよね?
アルコールスプレー…?
女2)ちゃんとかけたよ
あぁ、放送室でかけられたヤツか
女1)じゃあ なんで何にも騒ぎが起こってないんだろ
私が1番気になってるわ
女3)まさかすっごい酒が強いとか?
未成年。
女3)確かに…呑んでそう
未成年。
女1)早く何か騒ぎを起こさないと “
うらら…?誰かの名前か?
女2)だね、もう1回やっとく?
お花に水をやる感覚で言うな。←←
女3)でも、私のお姉ちゃん もう使っちゃったし…
あの実行委員、姉貴だったのかよ
女1)ねぇどーしよーっ!!早くしないと…っ!
どうどう…。
女2)落ち着いて、まずアイツの場所から探さないと
ここにいまーす。
女3)はぁ…もう…どうしよ…っ_うるっ
……かなりワケありと見た。突撃します。
『おい』
女123)ビクッ_っ…
『ちょっと聞かせてもらったけど、うららって誰だよ』
女1)…あ、っ、アンタに教える訳ないでしょっ…?
『お前らを泣かすくらい嫌なヤツなんじゃねぇの』
女2)うるさい、私らの気も知らないで
『そりゃ知らねぇよ』
女3)まぁ自分から出て来てくれて手間が省けたよ
『あ?』
女2)私らはお前に恨みはないけど、麗さんの命令に背くわけにはいかない。はっ!_ブォンッ!
出たな、合気道。でも私だって負けない。
なんだか知んないけどムシャクシャしてたんだよね
丁度いい。
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さざんか(プロフ) - 魔鬼さん» 学校のカオスってなんやねんwwww (2019年10月16日 21時) (レス) id: 31a606af96 (このIDを非表示/違反報告)
魔鬼 - 学校のカオスがやってほしい! (2019年10月16日 21時) (レス) id: 1d8bf5419d (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - あやのりさん» wwありがと〜w (2019年10月14日 19時) (レス) id: 31a606af96 (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - ふわさん» ふわさん!リクエストのメモにちゃんと書いてますよ…っ!消費するの遅くてごめんね!ちょっと待っててくれぇぇえええい!!! (2019年10月14日 19時) (レス) id: 31a606af96 (このIDを非表示/違反報告)
あやのり - さところとのRって最高やん・・・ (2019年10月14日 18時) (レス) id: 87dc94bffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さざんか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/madotoku1/
作成日時:2019年8月21日 0時