#story 3-32 ページ32
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『………。?』
目が覚めた。なんかスッキリした感じがする。
ここは保健室…か
そう言えば私、放送室でなんか かけられて…
それから………………ん?何があったんだ?
…………思い出せない…
『あ、文化祭中だった』
やばいやばい、宣伝しなきゃ
そばに置いてあった看板を手に取り、保健室のドアを開けた
すると、2本のツノが付いてる青っぽいフードを被った男子が前を通り過ぎた
『…ころん』
こ)……_フイッ
『え、?』
数秒こっちを見つめ、何事も無かったかのように通り過ぎて行く
『え、ちょっ、待てよ、ころん!』グイッ
ころんの腕を引っ張った
こ)離せよ_パシッ
振り払われた
『…』
あまりに意外すぎる反応に 言葉が出ない
こ)…_スタスタ
ころんは そのまま歩き去って行った
『な…なんだ?』
ま、まぁ…機嫌悪かった…のか?
ハッ、そんな事より宣伝!!
急いで人の集まる所に行った
『1年2組の恐怖のコスプレ喫茶で〜すっ!』
ただ叫んでるだけなんだけどw
そんな事を考えつつ、何気無しに廊下の隅を見た
そこには黄色のデカイ帽子を被った男子と 手にデカイ肉球みたいなモノを付けてる赤髪の男子がいた
『…るぅとと莉犬』
る莉)チラッ_フイッ_スタスタ
一瞬コッチを見て直ぐ顔を晒し、歩き去って行く
『え?……なんなんだよいきなり…??』
ドンッ_『わっ』
後ろから何かに突撃され、倒れそうになった
男)ぼさっと突っ立ってんなっ!!
『…すいません』
くそが。そっちから ぶつかって来たんじゃねぇか
男)なんだその顔はよぉ、あぁんっ!?
『…すいません』ペコッ
男)気持ちがこもってねぇなぁっ!!_ブォンッ
男が私に握りこぶしを向けてきた
『…』ヒョイッ
まぁ避けられるんだけど。
さすがに来客に手は出せないし、ましてや公衆の面前で。
早くどっか行って来んねぇかな
.. .ざわざわ. ..
やばいな、周りからの視線が痛い
男)チッ、ノロマが
そう言って去って行った男
『はぁ…』
今日マジで厄日じゃない?
とか思ってたら、直ぐそこの廊下の壁にもたれかかってコッチを見てる男の視線に気づいた
黒ベースの、オレンジのリボン付きハットを被って、顔に少しメイクを施してる黒衣装の男
『ジェル』
ニヤニヤしながらこっちを見てる
てか待って、え、見てた…よな?
…………助けてくれねぇのかよ…
私は悶々としながらその場を離れた
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さざんか(プロフ) - 魔鬼さん» 学校のカオスってなんやねんwwww (2019年10月16日 21時) (レス) id: 31a606af96 (このIDを非表示/違反報告)
魔鬼 - 学校のカオスがやってほしい! (2019年10月16日 21時) (レス) id: 1d8bf5419d (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - あやのりさん» wwありがと〜w (2019年10月14日 19時) (レス) id: 31a606af96 (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - ふわさん» ふわさん!リクエストのメモにちゃんと書いてますよ…っ!消費するの遅くてごめんね!ちょっと待っててくれぇぇえええい!!! (2019年10月14日 19時) (レス) id: 31a606af96 (このIDを非表示/違反報告)
あやのり - さところとのRって最高やん・・・ (2019年10月14日 18時) (レス) id: 87dc94bffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さざんか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/madotoku1/
作成日時:2019年8月21日 0時