ドS６人が鬱陶しい件について３

#story 3-19 ページ19

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『ね！ありがとな！』



少女)あ、ううん。大したことしてないよ_ニコッ



『笑った顔可愛いよな！』



少女)え、Aさん？



『違う！…えと、名前なんだっけ？』



少女)私は四島(しじま)



『四島？よろしくな！』



四島？変わった名前だな



女1)ねぇ、Aさん



『…なに？』



女1)今日の昼休み、空いてるよね？



『…空いてない』



いや、本当に空いてないんだよ？



女2)なんで？



『ころn、むぐっ_四島)私と勉強するの



え、なに？私、四島と勉強するの？え？



女2)は？勉強？



四島)ほら、Aさんて頭悪いでしょ？



『んんっ！？』



そうだけども！事実だけども！ハッキリ過ぎない？



女1)ぶはっwまぁww悪いわねwww



『…』



いや笑いすぎ



女2)まぁ アンタ は頭悪くないから、ねぇ？ww



『…』



アンタ 強調しすぎだろ



女3)まぁいっかw勉強頑張ってね〜w



『…』



腹立つわぁ〜…



四島)…ね、ちょっと考えたら？



『ふぅ…え、なにを？？』



四島)今絶対「ころん」って言おうとしたでしょ



『うん』



四島)はぁ…なんであの子達がAさんに強く当たるか分かってる？



『分かってない』



四島)貴女が学園の王子様と仲が良いからよ



『良くないけど』



四島)周りからはそう思われてるの



『え……まじ？』



四島)まじ



『なるほど、要はアイツらと距離を置けば良いと』



四島)まぁ簡潔に言えばそうね



ほう、私が集中放火食らってるのはアイツらのせい



考えに考えた私の策を初っ端から否定されたのもアイツらのせい



『よし、一発行ってくるわ』



昼休みに殴り込みに行く事に迷いはなかった



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