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涼介side




大「ぱぁぱ、こぇ、たべぅ」

慧「ぁ、けぇのぉ…だぁちゃ、けぇのぉ…」




ある日曜日の朝、俺は嫁と息子2人と一緒に朝ご飯を食べる

しかし、まだまだ小さくてわがまま。食いしん坊の大貴はすぐに慧のご飯を取ってしまう




涼「こら大貴、お兄ちゃんの取ったらダメだろ?」

大「やぁ、たべうのぉ」

涼「パパのあげるから、な?」




そういうとニコッと満面の笑みで俺を見つめてくる

いやいや大貴さん、もうかなーり食ってますよ?まぁ、あげちゃう俺も悪いんだけど

だってあんな可愛い顔で見つめられたらあげないわけにはいかないじゃん




侑「慧、お箸上手になったねぇ」

慧「じょーず?」

侑「うん、上手だよ」




そして慧はお箸を上手に使えるようになった。まだ普通のお箸は難しいけどね

でも隣でスプーンを一生懸命使う大貴を見てると成長したなと感じる




侑「涼介ニヤケすぎ。全然ご飯進んでないよ」

涼「侑李の産む子供は可愛いって高校の時から分かってたけど、やっぱすげぇ可愛い…」

侑「高校生が考えるようなことじゃない、ほんとバカ」

涼「だってあの時から俺は結婚するって決めてたし」

侑「…能天気な人」




頬を赤らめながら箸を進める侑李は間違いなく1番可愛い

相変わらずな身長と、チワワみたいな可愛い顔、ツンデレ具合はあの時のまま

でもまさか子供が2人もできるなんて思ってもなかった




涼「俺も頑張ったよなぁ。よくお前を落としたと思うよ」

侑「嘘だ、涼介学校1モテてたじゃん」

涼「関係ねぇって、最初の侑李話してもくれなかったし」

侑「だって遊びだと思ってたから…」




懐かしい記憶が蘇ってくる

俺は初めて侑李を見たときから好きだった。要は一目惚れってこと

だからあの時の俺すげぇ必死だったんだよな




侑「ふふ、なんか楽しいね」

涼「だな。同窓会でもしてみんなに自慢してやりたい」

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作者名:もっちぃ | 作成日時:2019年8月26日 0時

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