百七十八話 ページ43
.
「ここからはA組委員長、飯田天哉が進行をつとめさせて頂きます！スムーズにまとめられるよう頑張ります！！
まず候補を挙げていこう！希望のある者は挙手を！」
飯田がそう言うと殆ど全員が手を挙げた。
「ぐっ...なんという変わり身の早さだ...ええい！必ずまとめてやる！上鳴くん！」
「メイド喫茶にしようぜ！」
「メイド...奉仕か！悪くない！」
「ぬるいわ上鳴！！」
「峰田くん！」
「オッパ」
その瞬間、私が峰田を縛り上げた。それから皆は順番に答えていく。
「腕相撲大会！」 「熱いな！」
「ビックリハウス！」 「わからんが面白いんだろうな！」
「クレープ屋！」 「食べ歩きにもってこいだ！」
「ダンスー！」 「華やかだな！」
「...ふれあいどうぶつえん」 「ふれあい動物園！」
「暗黒学徒の宴」 「ホホウ！」
「僕のキラメキショウ」 「...んん！？」
「...コントとか？」 「なーる！」
それから大体の候補が出そろった。
「一通り皆からの提案は出そろったかな」
「不適切・実現不可、よくわからないものは消去させていただきますわ」
そう言って常闇、青山、峰田、爆豪の提案が消された。
そしてその中からどれを選ぶかという話に当然なるわけだが、皆の主張が激しく時間内に終ることができなかった。
「実に非合理的な会だったな。明日、朝までに決めておけ。
決まらなかった場合...公開座学にする」
(((公開座学！！)))
それから放課後になって、インターン組は公欠の時に受けられなかった授業の補習を受けていた。
他の者達は寮に戻って出し物を決めるとのことで、インターン組は他の人達の案に沿うこととなった。
そして補習室にて、相澤先生から保護したエリちゃんについて話を聞かされた。
「緑谷ちゃんとAちゃんに会いたがってる？」
「ああ。厳密には、緑谷と通形と竈門を気にしてる。
要望を口にしたのは入院生活始まって以来、初めてのことだそうだ」
「...そうですか」
自分の気持ちを言ってくれたのは凄く嬉しいけど、半分は興味、もう半分は申し訳なさとかなんだろうな...
緑谷の方を見ると、とても嬉しそうな表情をしていた。
...気楽で羨ましいな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜 - りーたん☆さん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえてめっちゃ嬉しいです！！体調の心配もしてくれててとても励みになります！頑張りますね！ (2020年8月20日 20時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 続編おめでとう！！！とても面白いです^_^体調に気をつけて、頑張ってください (2020年8月20日 16時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - シバさん» コメントありがとうございます！！シバさんが安眠を確保できているならよかったです！！←←←更新頑張りますね！！ (2020年8月15日 17時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
シバ - 続編おめでとうございます！楽しみすぎて夜しか眠れません！←←更新頑張ってください！ (2020年8月14日 20時) (レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜 | 作成日時：2020年8月13日 18時
