百六十一話 ページ25
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それから地下を進んでいく一同だが、そこで妙な点に気付く。
「妙だ。地下を動かすやつが何の動きも見せてこないのは変だ」
「そういえば...ぐねぐねしません！」
「何の障害もなく走ってるこのタイミングで邪魔をしてこないとなると...地下全体を正確に把握し動かせるわけではないのかもな。
サンイーターに上に残った警官隊もいる。もしかするとそちらに意識をむけてるのかもな」
「把握できる範囲は限定されていると？」
「あくまで予測です。奴は地下に入り込んで操っている。同化したわけじゃなく、壁面を動き回って見たり、効いたりしているとしたら...」
「邪魔をしようと地下を操作する時、本体が近くにいる可能性がある。そこで目なり耳なり本体が覗くようなら、次に狙ってくるのは...イレイザー！」
私が叫んだのと同時に、横から突然壁が飛び出して来て、相澤先生を狙い始めた。
やっぱり...！
「イレイザー！」
相澤先生をファットガムと切島が庇おうとしているのを横目に、私はモーニングスターを取りだし出てきた壁を粉砕しようとする。
すると、相澤先生を庇って飛び出していったファットガムと切島が別の場所に放り込まれていってしまった。
そして、ファットガムと切島と別行動となったその後、再び入中の個性で足止めを食らっていた。
天井、壁、地面が徐々に迫りつつある。
「ロックロック！」
「リーダーぶるない！この窮地！もとはと言えばあんたの失態だ！！」
ロックロックの個性で壁の動きを止める。
「狭さは言うなよ。強度MAXの「本締」だとそう何カ所も締めれねェ。これが俺の限界範囲！
締めてねェところからホラ！また！来るぞ！！」
迫ってくる壁を緑谷と私が壊し続ける。
「＿＿＿＿＿＿うるぁっ！！」
モーニングスターで迫り来る壁を粉砕していくが、このままだと緑谷が倒れてしまう。
「ファットチームがいればもっとスムーズにいけたのになァイレイザー！」
「わかってる！」
「このままじゃジリ貧だぞ！追い詰められる一方だ！」
その時、迫ってきていた壁が一気に退いていく。
「開いた！？」
「これは次の作戦。周囲の警戒を怠らないで！」
その時、壁が突然飛び出して来て襲いかかってきた。私は咄嗟に避けたが、ロックロックは壁に遮られ分断されてしまう。
壁を壊してロックロックと合流しようとすると体がぐらつき、私は床に倒れこんでしまった。
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桜 - りーたん☆さん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえてめっちゃ嬉しいです！！体調の心配もしてくれててとても励みになります！頑張りますね！ (2020年8月20日 20時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 続編おめでとう！！！とても面白いです^_^体調に気をつけて、頑張ってください (2020年8月20日 16時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - シバさん» コメントありがとうございます！！シバさんが安眠を確保できているならよかったです！！←←←更新頑張りますね！！ (2020年8月15日 17時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
シバ - 続編おめでとうございます！楽しみすぎて夜しか眠れません！←←更新頑張ってください！ (2020年8月14日 20時) (レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年8月13日 18時
