百四十八話 ページ10
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「最後に確認するぞ。いいか？情報をとれなくてもいいからこれだけは守れ。
・絶対に悟られるな。
・敵を捕まえるな。
・敵を殺すな。
これを守って絶対に生きて帰ってこい。分かったな？」
「流石に情報収集で死んだりする馬鹿じゃありません。一日でどれだけの情報を取れるかは分かりませんけど、いってきますね〜」
私は必要になるであろう様々な道具を背負って事務所の裏口から出発する。
それから駅のトイレに入って変装した。
今の私の見た目は茶髪のポニテに黒目の女子大生くらいの年齢で、服装は全身真っ黒にして黒の帽子を深く被り顔をできるだけ見られないようにしている。
コナンの世界でこんな格好してたら一瞬で捕まる自信があるよ。まあ逃げてみせるけど。
私はもちろんサーとの約束は守るつもりであるが、サーの約束には穴がある。
犯罪行為をしてはならないとは書いていないのだ。
“バレなきゃ犯罪じゃない”
この言葉を作った天才は一体どこにいるのだろうか。
そんなのただの屁理屈だって？悪いが私はそんなこと気にしないタイプの人間だから何を言っても無駄だ。
最終的に一回勝てればなにがなんでも勝ちになるのだから私は手段は選ばない。
それにお生憎様、私は物事を隠すのが得意なのだ。無能なヒーローにバレるような失敗はしない。
私の中では情報を集めやすい方法は潜入か盗みだと思っている。
なので今からはとりあえず組織の建物に忍び込みそこのデータベースから色んな情報を盗みとることにした。
「ここがまず一つ目のところか...」
見た目はどこかの起業会社という感じだがこの建物には地下がいくつもあり、違法な薬を隠しているのだ。見た目で判断してはいけない。
私は髪の毛を帽子の中に入れ込み建物の中に裏口から入る。
誰もいなかったので近くにあった階段で音を立てずに下へ降りる。
...うわ〜、何年も残り続けてるだけあるや。
赤外線センサーつけるなんて、こいつらも随分金持ちになったことだな。
まあ、あと数時間で潰させるんだけど。
流石の私でも勘で赤外線センサーを避けて進むのは難しいので背負っている道具の中からサーモグラフィーを取り出す。
カチャリとサーモグラフィーを取りつけるとどのようにセンサーが張り巡らされているのかが鮮明に見えてくる。
私は張り巡らされているセンサーに当たらないようにハンドスプリングやバク転を何度か繰り返すと、目的の部屋に辿り着くことができた。
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桜 - りーたん☆さん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえてめっちゃ嬉しいです！！体調の心配もしてくれててとても励みになります！頑張りますね！ (2020年8月20日 20時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 続編おめでとう！！！とても面白いです^_^体調に気をつけて、頑張ってください (2020年8月20日 16時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - シバさん» コメントありがとうございます！！シバさんが安眠を確保できているならよかったです！！←←←更新頑張りますね！！ (2020年8月15日 17時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
シバ - 続編おめでとうございます！楽しみすぎて夜しか眠れません！←←更新頑張ってください！ (2020年8月14日 20時) (レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年8月13日 18時
