ー職質されたー ページ5
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「さぁついたよ! 新宿に!!」
歩いて何分か知らんが着きました新宿に。
顔が輝く五条に対し双子は人の多さに気分が悪くなりどんよりしている。纏う空気が非対称。
「ほらほら大丈夫だよ。ここに居るのはただのパンピー。何もできないんだから。」
「そういう問題じゃねぇんだよ塵。」
「僕塵になっちゃったの?」
よーちよーちと双子の頭を撫でる五条の肩にぽん、と手が置かれる。え、と五条が振り返ると
「貴方この二人とどんなご関係で?」
ポリスメンであった。まぁ目隠し白髪頭と頭派手派手×2の集団が居たらいくら新宿といえど目立つよね。おまけに一人はぱっと見幼女。
なので警察の目は犯罪者に向けるそれであった。何かとはいわないが確実に疑われているので五条はやべぇと焦る。職質はやばい。
「いやこの二人は生徒でして…。」
「生徒? 貴方、教師なんですか?」
「あ、はい。高校の教師で。ね、A! 菫!」
信じられねぇって目で見られた五条は生徒になる予定の二人を見る。だがしかし、
「いや知らない人です。不審者です。」
「菫ぇぇぇ!!? ちょ、A、あグロッキー状態!!?」
ばっさりと切り捨てた。容赦無し。慌てて五条はAを見るが人酔いしグロッキー状態。救いの手無し。
「ちょっと署までご同行願います。」
「あああ!!」
ポリスメンに連れていかれる白髪野郎を見向きもせずとりあえずAを休ませる場所、と菫は知らぬ街を探すことにした。
白髪野郎? 誰それ。
見つけたのはとあるカフェ。幸いお金はあったのでコーヒーとココアを注文し二人は休む事に。客はあまり居なかった。
「A、大丈夫か?」
「うん。だいぶ落ち着いた。それより悟さんいいの?」
「どうせすぐ帰って来るだろ。」
そうだねーとAが相槌を打った時ちょうど飲み物が運ばれてきたので二人はそれを飲みながら五条を待つ事にした。
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まっちゃ - すごく面白いです!更新待っています! (2021年11月26日 21時) (レス) @page5 id: bd6a8b3525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しょこら | 作成日時:2020年12月30日 20時