episode-18-4 ページ18
「先輩方ー・・疑うのもいい加減にしてくださいよー。
まず、なんでミーが同盟ファミリーを殺らなきゃいけないんですかー？
そんなめんどーなことしませんよー。」
確かに昨日は、ボスの部屋を後にしたあと自室にいた。
死神と話していたのが３時前後だし・・・
フランはベルが見せている写真をじっと眺めた。
確かにどこからどう見てもフランだ。
そうとうな術師に違いない。
だけど写真ではどう考えたって判断することはできない。
だからミーも、先輩方も騙されている。
だれかが裏でミーがヴァリアー脱退か、暗殺されるように仕向けているのかもしれない。
ここまで考えたのはいいものの、下手に動けばまた怪しまれる。
脳内で思考回路を巡らせ、正解の糸口を探す。
ただ本当に死と隣り合わせなため、考えがまとまらない。
今更、脱退なんて怖くもない。
だけどこんな終わり方は望んではいない。
小さく拳を握り締め、先輩方の返事を待った。
フランはスクアーロから出た言葉に目を見開く。
「・・・だが、俺らは仲間だぁ。
そう容易く疑い、殺すわけにはいかねぇ。
これが敵の罠かもしれねぇしな、わかるな？」
「俺らだってお前がそんなことする奴じゃねぇってことは大体分かってんだけどさ、
ここまで来るとお前を監視しなきゃなんねーの。」
「・・・・・」
スクアーロは剣を下ろし、ベルも一歩フランへと近づく。
「取り敢えず謹慎ってことですかー？」
フランの質問に二人は揃って頷く。
フラン自身、疑われたことになんの文句もない。
暗殺者の身であるからして、こんなことは想定内だった。
ただ、スクアーロ達がまだ信じてくれていることに驚きを持つフランだった。
狙われているのがフランなのか、それともヴァリアーなのか＿＿＿＿
どちらにせよ、ミーが大人しく部屋にいるわけには行かない・・・ですよねー？
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しるふ(プロフ) - フランLOVEさん» コメントありがとうございます！良かったですか？それは良かったです！感動していただけたのなら何よりです！はい！今書いてる新作が終わり次第、またヴァリアーの中で書きたいと思います！ありがとうございます！ (2015年10月5日 21時) (
レス) id: bc7191ec90 (このIDを非表示/違反報告)
フランLOVE - 完結おめでとうございます!すごくよかったです。最後はもう半泣きで読んでました。次の新作のときはぜひまたフランの小説かいてください!!! (2015年10月5日 19時) (レス) id: 1ca72d5d1b (このIDを非表示/違反報告)
しるふ(プロフ) - 毒舌ガエルさん» コメントありがとうございます！ってそんなにですか！？笑感動していただけたのなら何よりです！最後まで本当にありがとうございました！ (2015年10月4日 22時) (レス) id: bc7191ec90 (このIDを非表示/違反報告)
毒舌ガエル - 完結おめでとうございます！泣きながら読みました(;ﾍ;)寝ながら読んだので枕が思いっきり濡れてますwwあー涙がーとまらなーい(大泣) (2015年10月4日 22時) (レス) id: fdd26aa57b (このIDを非表示/違反報告)
しるふ(プロフ) - トンぬらさん» いえいえ！喜んでくれて何よりです！本当にありがとうございます！！ (2015年10月4日 21時) (レス) id: bc7191ec90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しるふ | 作成日時：2015年6月6日 17時
