episode-2-7 ページ2
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「要するに、ミーはあと１週間で死ぬってことですかー？」
朝日が昇り、街の人間も動きはじめる頃、
ミーは未だに死神の話を聞いていた。
とても信じ難い話だけど、
今のミーにはどれも興味がなかった。
むしろ後1週間で人生が終わるのなら____
ｽﾞｷｯと誰かに心臓を掴まれる感覚がした。
この感情がなにかも分からず、
ミーは死神との会話を続ける。
「・・・そう。
驚かないのですか？」
「驚きませんよー。
こんな世界に生きているんです。
いつ死んでもおかしくないでしょー？」
随分と前に感情は捨ててきた。
まぁそのおかげで今も生きていける気がするんですけどねー。
彼女は目を丸くし、その後切ない顔を浮かべた。
悲しい・・とでも思っているんだろうか？
というかさっきから読心術を使うのを
やめて欲しいなー...なんて
「よしてくださーい。
ミー同情とか嫌いですしー
それに、１週間後ミーの魂を貰いに来る死神が
そんなんで務まるんですかー？」
「つっ務まるよっ！！
これでも上級の死神なんですからぁ！！」
顔を真っ赤にさせこっちを睨んでくる彼女に対し、
ミーは立ち上がり彼女に言い捨てた。
「なら証明してくださーい。
残り１週間、
自分が上級の死神である証拠を・・・
無理だと思いますけどねー。」
先程とは一変、
また悲しそうな顔をする少女を横目に、
ミーは自分に術をかけ、その場を後にした。
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しるふ(プロフ) - フランLOVEさん» コメントありがとうございます！良かったですか？それは良かったです！感動していただけたのなら何よりです！はい！今書いてる新作が終わり次第、またヴァリアーの中で書きたいと思います！ありがとうございます！ (2015年10月5日 21時) (
レス) id: bc7191ec90 (このIDを非表示/違反報告)
フランLOVE - 完結おめでとうございます!すごくよかったです。最後はもう半泣きで読んでました。次の新作のときはぜひまたフランの小説かいてください!!! (2015年10月5日 19時) (レス) id: 1ca72d5d1b (このIDを非表示/違反報告)
しるふ(プロフ) - 毒舌ガエルさん» コメントありがとうございます！ってそんなにですか！？笑感動していただけたのなら何よりです！最後まで本当にありがとうございました！ (2015年10月4日 22時) (レス) id: bc7191ec90 (このIDを非表示/違反報告)
毒舌ガエル - 完結おめでとうございます！泣きながら読みました(;ﾍ;)寝ながら読んだので枕が思いっきり濡れてますwwあー涙がーとまらなーい(大泣) (2015年10月4日 22時) (レス) id: fdd26aa57b (このIDを非表示/違反報告)
しるふ(プロフ) - トンぬらさん» いえいえ！喜んでくれて何よりです！本当にありがとうございます！！ (2015年10月4日 21時) (レス) id: bc7191ec90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しるふ | 作成日時：2015年6月6日 17時
