２６話 ページ26
どこを見ても木があるだけで、道は道でも一般的に通る道ではない。
ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ....
彼の足音だけがこの自然に響き渡る。
だけどよく耳をすませば・・・
「ね。
後ろに誰かいるよ・・・・？
その人"達"も貴方のおともだち？」
複数の足音。
生憎、この体制だから後ろを見ることは出来ないが、音でわかったきがした。
「・・・・気配・・・でか？」
「・・・けはい？
よく分かんないけど、足音かな？
１・・２人いる・・・・。
一人は・・・きっと大きな人。
もう一人は・・・その大きな人よりかは・・・小さいかな？んー身軽な人・・みたいな？」
私は足音でその人の特徴を想像していた。
４歳の頃、一度視力を失った。
だから足音で人を判断していたら、いつの間にかその人の特徴が分かるようになってきた。
ほとんど感でしかないけど・・・
今は無事視力も回復している。
「・・・・お前の話も後で聞かせろ。
先に言っておくが、逃げることは許されねぇからな。」
低く、深く聞こえるその声に私はｿﾞｸﾘと身を震わせた。
普通なら怯えるであろうが、私は元々変わり者でこういった危険な匂いがするものは好きだった。
６歳なのにおかしい？
そんなことない。
６歳だって十分考えてる。
でも・・・・・私は特別違うのかもしれない。
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しるふ(プロフ) - 雲雀さん» いや、神ではないです笑むしろ紙レベルです笑感動していただけたのなら何よりです。ありがとうございます！ (2015年6月22日 0時) (
レス) id: bc7191ec90 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀 - まじで、何なんですか？神なんですか？全ての作品で泣かせる気ですか？まじで感動しましたーー!!!!（涙 (2015年6月21日 23時) (レス) id: a53255b796 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - しるふさん» いや、私こそ支えになってるよ！しるふに元気づけられてるし！ありがとう♪ (2015年3月13日 22時) (レス) id: 4c374be14d (このIDを非表示/違反報告)
しるふ(プロフ) - 碧みんくさん» いあいあ(〃ω〃)コメントしてくれるだけでちょぉうれしいから(/ω＼*)それが支えになったからｗ (2015年3月13日 20時) (レス) id: 7543b7678c (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - しるふさん» うんっっ！！！期待に応えるからなッ！！！どーいたしまして！っていっても何もしてないけどね笑 (2015年3月13日 17時) (レス) id: 4c374be14d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しるふ | 作成日時：2015年2月22日 19時
