３話 ページ3
「なんか面白いことねぇーの？」
「堕王子が存在すること自体面白いと思いますよー」
「フラン。そうやってベルを怒らせるのはやめなよ。
後でスクアーロに怒られるのは僕なんだから。」
月明かりに照らされたテラスには３人の影があった。
一人は頭に綺麗なティアラを乗せ、ナイフをちらつかせている男。
一人はリンゴ頭をした、エメラルドグリーンの瞳が特徴的な男。
一人は目をすっぽりと隠すようにフードを被り、頬には逆三角形の模様がある男。
彼らは独立暗殺部隊ヴァリアーの幹部たち。
「ししっ後でフランはサボテンの刑な♪」
嵐の幹部 ベルフェゴール。
「そんなベル先輩を抑えるのが、マーモン先輩の役目でしょー？」
霧の幹部補佐 フラン。
「いつも僕に面倒なこと押し付けないでよ。お金取るよ？」
霧の幹部 マーモン。
クーデターを前日に控えた彼らは暴れられることを楽しみにしていた。
「明日、どーなると思いますー？」
フランが空を眺めながらふと疑問に思ったことを聞いた。
明日というのは、クーデターのことだ。
彼らには、ただ潰すのではなく二つの目的がある。
マーモンはそんなフランの横に立ち、口を開いた。
「深く考えないほうがいいよフラン。
どちらにせよ、僕らは裏切り者になる。」
そんな二人を眺めながらうししと笑ったベルはマーモンに続くように言った。
「後悔はしてねーけどな。
２度目のクーデターも楽しかったし♪」
明日を迎えると彼らにとって３度目のクーデターが始まる。
１度目は、１０年前の揺りかご。
２度目は、２年前のリング争奪戦。
そして、３度目は明日行う【ボンゴレ潰し】
「Aも喜ぶだろうね。
この１０年間裏で生活してきて、やっと表で暴れられるんだから。」
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しるふ(プロフ) - 雲雀さん» いや、神ではないです笑むしろ紙レベルです笑感動していただけたのなら何よりです。ありがとうございます！ (2015年6月22日 0時) (
レス) id: bc7191ec90 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀 - まじで、何なんですか？神なんですか？全ての作品で泣かせる気ですか？まじで感動しましたーー!!!!（涙 (2015年6月21日 23時) (レス) id: a53255b796 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - しるふさん» いや、私こそ支えになってるよ！しるふに元気づけられてるし！ありがとう♪ (2015年3月13日 22時) (レス) id: 4c374be14d (このIDを非表示/違反報告)
しるふ(プロフ) - 碧みんくさん» いあいあ(〃ω〃)コメントしてくれるだけでちょぉうれしいから(/ω＼*)それが支えになったからｗ (2015年3月13日 20時) (レス) id: 7543b7678c (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - しるふさん» うんっっ！！！期待に応えるからなッ！！！どーいたしまして！っていっても何もしてないけどね笑 (2015年3月13日 17時) (レス) id: 4c374be14d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しるふ | 作成日時：2015年2月22日 19時
