１０話 ページ10
時刻は深夜０時
イタリアの街並みは静かに・・・闇に飲まれていった。
掲げましょう。新たなヴァリアーの旗印を。
教えて差し上げましょう。
ヴァリアーはボンゴレに劣らない・・・最強のファミリーだってことを。
襲撃準備の合図は、一つの爆発音。
襲撃開始の合図は・・・
「ぐわぁああっぁああああ！！」
「闇夜に響く断末魔。
さ、命令です。ひとり残らずボンゴレを潰しなさい。」
大きな木の枝の上に立ちながら、私はｸｽｯと笑う。
今日はボンゴレファミリーがイタリアにやってくるということで、
ボンゴレと同盟を組む傘下ファミリーが多く訪れているはず。
「何分でモブどもは終わってしまうのでしょうか。
何分で・・・・沢田綱吉及び守護者は現れるのでしょうか。
ザンザスはどう思います？」
隣の枝に腕を組みながら腰掛けているザンザスに問う。
ザンザスは返事をすることなく、無数の人間で埋もれた森を眺める。
「・・・。
少し問題なのが、彼らのアジトは地下にある・・・ということですかね。
あのリボーンが過去に帰ってきて以来、９代目に頼み地下アジトを作った。
これじゃぁ爆発でアジトを一瞬で潰す行為はできません。
襲撃を嗅ぎつけて出てくる人間どもを一匹ずつ潰すなど、つまらないですよね。」
なにげに一人でしゃべっている自分を慰めながら、背中に用意してある大鎌を手にした。
元々、沢田家の者だったから、ブラッド・オブ・ボンゴレは引き継いでいた。
そして属性も大空。
私はその大鎌に炎を灯した。
沢田綱吉のグローブ。
ザンザスの二丁拳銃のような仕組みと同じ。
「案外早く来ましたよ。今回の標的...
ボンゴレ１０代目沢田綱吉。」
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しるふ(プロフ) - 雲雀さん» いや、神ではないです笑むしろ紙レベルです笑感動していただけたのなら何よりです。ありがとうございます！ (2015年6月22日 0時) (
レス) id: bc7191ec90 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀 - まじで、何なんですか？神なんですか？全ての作品で泣かせる気ですか？まじで感動しましたーー!!!!（涙 (2015年6月21日 23時) (レス) id: a53255b796 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - しるふさん» いや、私こそ支えになってるよ！しるふに元気づけられてるし！ありがとう♪ (2015年3月13日 22時) (レス) id: 4c374be14d (このIDを非表示/違反報告)
しるふ(プロフ) - 碧みんくさん» いあいあ(〃ω〃)コメントしてくれるだけでちょぉうれしいから(/ω＼*)それが支えになったからｗ (2015年3月13日 20時) (レス) id: 7543b7678c (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - しるふさん» うんっっ！！！期待に応えるからなッ！！！どーいたしまして！っていっても何もしてないけどね笑 (2015年3月13日 17時) (レス) id: 4c374be14d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しるふ | 作成日時：2015年2月22日 19時
