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Aside
歌い、きった。
か、噛まなかったし、出来る限りの力は出せた、はず。
「Aちゃん!すっっっ……むぐっ!?な、なんね!?レイナさん!
……はっ!確かにそうやね……。Aちゃん、なんでもないんよ!」
……?フレイアちゃん、何が言いたかったんだろ?
「お疲れ様、A。本当は何日かに分けてオーディションを行うつもりだったんだけど、今日、全部させてもらっても良いかしら?」
「は、はい。構わないですけど、オーディション、他には何があるんですか?」
「ダンスね。本当のオーディションではダンス以外も見るんだけど、今は急遽だから」
「了解しました」
私がそう言うと、カナメさんは別の場所に案内した。ワルキューレも、それに付いて続いた。
「さて、着いたわよ。ここが、ダンスのオーディション会場」
着いたそこは、オーディション会場というより、練習場所という感じだった。
「ダンスのオーディションの説明をするわ。今から、私達がダンスを教えるから、その出来を見させてもらうわ。ちなみに、曲は伴奏を流すだけで、Aにも歌ってもらうわよ。もうパート分けは済んでいるからね」
「はい、わかりました」
「わたし達も踊るんよ!頑張ろうね、Aちゃん!」
私が頷くと、美雲さんが言った。
「フレイアは、まずは自分で踊れるようになることね」
「うぐっ……。が、頑張るかんね!」
フレイアちゃんもオーディションを受けているような面持ちになっているけど、ダンスが苦手なのか。
「それでは、始めさせてもらうわ。曲は、『恋!ハレイション THE WAR』よ」
そう言って、カナメさんは、振り付けを教え始めた。
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氷華桜 - マクロスデルタのつづきを早く見たいです。 (7月26日 16時) (レス) @page40 id: 50567ddaac (このIDを非表示/違反報告)
ヲタク - マクロスΔ大好きです♪続きがきになる!応援してます! (2023年2月21日 21時) (レス) @page40 id: 5cff5ab6d5 (このIDを非表示/違反報告)
kirara(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年1月22日 20時) (レス) @page40 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)
花川(プロフ) - 満月もなかさん» ありがとうごさいます!お祝いして頂いて、とても嬉しいです! (2020年3月2日 16時) (レス) id: 4fb75adaf8 (このIDを非表示/違反報告)
満月もなか(プロフ) - 第一志望合格おめでとうございます(*´ω`*) (2020年3月2日 7時) (レス) id: 5b6ffc4c57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花川 | 作成日時:2019年3月2日 18時