俳優界の妹ちゃん！

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橋本「姫ちゃん、どうしたの？」

「え……？」

吉沢「最近元気ないよ？」

山崎「なんか様子もおかしいし……」

いつメンで夕食を食べていたら、皆にそう言われた。

「な、なんでもないですよ！ちょっと、疲れてるだけで……」

皆の視線を感じながら、私はなんでもないように振る舞う。

ストーカーが私のことを見ているなら、私が仲良しのこの3人のことも知っているはず。

となれば、私が誰かに相談した時に狙われるのは、きっと3人だろう。

それは嫌だ。だから、隠すしかない。

吉沢「……何か悩みでもあんの？」

橋本「私たちにも、言えないこと？」

「っ……！だから、何も無いですから」

泣きそうになったが、耐えた。

ここで甘えたら、3人を傷つけてしまう。

「あー……。私、もう帰りますね。なんか眠くなっちゃった！(笑)私の分のお金、置いていきますね」

食事代を置いて、私はすぐに店を出た。

そして帰宅し、すぐにベットに倒れ込んだ。

すると、携帯が鳴った。環奈さんから電話だった。

私は無視した。

ここで電話に出たら、全て話してしまいそうだったから。

すると今度は、自宅の電話が鳴った。

「はい、もしもし……」

男『Aちゃん、良かったね。あの場であいつらに相談してたら、僕はあいつらに危害を加えていたよ』

「っ……！？」

やっぱり、見られてた……！

「やめて……もう、嫌だ……」

男『どうして？僕は君を愛しているんだよ？』

「いやっ……！」

私は電話を切った。そして、ベットに入った。

だが、再び自宅の電話が鳴った。

私は布団を被って、耳を塞いだ。

怖い、助けて、誰か……！

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