お仕事やっつめ。 ページ9
今日は色々あったなあ。
レコーディング中にまふまふさんと話していたら、うらたさんが勘違いをして。
さかたんとセンラさんが酔って抱きついてきて。
志麻くんにショートについて語られて。
…あれ?
私、苦労してばっかりじゃない?
まあいっか。
良くないけど。
うん。寝ようかな。
.
駄目だ。
今日色々ありすぎたから、興奮してしまって寝れない。
そういえば、ホットミルク飲みにリビングに行ったはずなのに志麻くんの話聞いてて飲んでない。
飲めなかったし、落ち着くために、ホットミルク飲みに行こう。
.
『あ、センラさん。起きたんだね。』
「はい。さっき、きっと部屋まで運んでくれたんやろ?ありがとな。」
『ほとんどうらたさんですけどね。』
「でも、手伝ってくれたんやろ?ありがとなあ。」
『いえいえ。深夜だし、まだ寝てた方がいいよ。』
「でも、何だか目が覚めちゃったんよ。」
さっき、抱きつき魔と化していた人とは思えない落ち着きだ。
でも、この人も意外とイタズラ好きなんだよなあ。しかも頭の回転が早い分、たちも悪い。
たまには仕返ししてもいいよね?
『センラさん、さっきさかたんとキスしてたの覚えてる?』
「え?!そんなことしてたん?!
ああ…俺のファーストキス……。」
この人が初めてとか、この外見の良さからしてあり得ないと思うんだけど……
めちゃくちゃ落ち込んでるじゃん……笑
「坂田も止めんかったん?!」
『さかたんも酔ってたしね。』
「まじかあ……。センラ、男とキスとか一生の黒歴史ですよ。」
『お疲れ様です。』
「えええ……。」
もうそろそろ可哀想だし、ネタバラシしようかな。
久しぶりに慌てるセンラさん見れて満足。
『センラさん、落ち込んでるところ悪いですが「悪いと思うんやったら、言わんとって。」
『いや、いいお知らせだと思うよ?』
「なんなん?」
『さかたんとキスしたお話、全部嘘です。』
「はあああはあ?!」
『いつもやられてばっかりなので、仕返しです。』
「もおお……びっくりしたわあ………。心臓に悪い……老体を労って…?」
『同い年なんだけど。』
センラさんの方が大人っぽく見えるけど、同い年なんだよなあ。不思議。
あ、私が子供っぽいだけ?
なんて思いながらホットミルクを一口飲んだ。
850人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
唄羽 - やwばいww笑いすぎてほっぺが痛い…wwそして、たまにあるイケメン要素(?)がたまらないぃ…!とにかくこの作品、大ッ好きです!更新ふぁいとです〜! (2020年2月9日 23時) (レス) id: c457855cc9 (このIDを非表示/違反報告)
かみあ@深夜浮上多めです - とてもとても好きです! これからも更新頑張って下さいっ!!! (2020年2月7日 1時) (レス) id: b637badbe5 (このIDを非表示/違反報告)
Alt(プロフ) - 200個目の評価頂きましたァァアアア!!(180くらいからめっちゃ待ってた←) (変なところでこだわる人) もう好きが溢れてます(?)これからもファイトです! (2020年2月6日 19時) (レス) id: 170cb0dc1b (このIDを非表示/違反報告)
雪 - とても面白くて大好きです! これからも更新頑張ってください! (2019年12月30日 19時) (レス) id: 29e4317738 (このIDを非表示/違反報告)
Яaito - そらるさんの「夜動いたらお腹空いちゃうでしょ?」は思わず吹いちゃいました(笑)更新頑張ってください! (2019年6月14日 21時) (レス) id: 6f412a630c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:秋 | 作成日時:2019年4月6日 19時