歌い手さんのインフォしてます【浦.島.坂.田.船】

お仕事ひとつめ。 ページ2

ガヤガヤガヤ……




起きるのが少し遅くなってしまった。

あの4人は大丈夫かな。









『おはよう。』



「おはよう。なあ、ご飯まだ？」

「おはよー。何で今日もショートカットじゃないん？」

「Aおはよー！ココアってどうやって作るん？？」

「おはようございます。コーヒー入れよか？」


『うらたさん、私がいなかったら自分で作って。志麻くん、私はいつもロングです。切りません。さかたん、前教えたよね？粉を牛乳に混ぜて作るの。センラさん、すみませんお願いします。』


「だって面倒くさいもん。」

「ショートにしようやあ〜。」

「わ！どうしよう、牛乳こぼした！」

「了解〜。」






私は浦島坂田船のインフォをしています、Aです。


間違えた。

インフォ兼お世話係をしています、Aです。


この人たちは私がいなかったらどんな暮らしをしていたのでしょうか。

私以上に起きて早々こんなに忙しい人は、他にいるのでしょうか。







これは、シェアハウスをしている浦島坂田船のお世話係なインフォと、自由奔放な四人のお話。

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