30話 ページ30
〜思い出話〜 そらるSide
今日のお客は、珍しく男性が多い。
まぁ、原因はAなんだけど…
暇だ…仕事といえば
「…いらっしゃいませ?お好きな席へどうぞ」
と、時々入ってくる女性のお客さんに声をかけるくらい。
女性「え、今の人そらるさんだよねここのオーナーの」
女性2「やっぱり美形だよねー。」
そんな彼女たちはどうせ、顔目当て出来てるだけだ。カクテルなんて興味ない。
そ「はぁ…まともなお客さんは来ないか」
ため息混じりにそんなことを呟いていると
入口近くのテーブルから、声をかけられた。
?「あの…すみません」
そ「はい?」
?「失恋した時のカクテルとかってありますか?」
失恋カクテル…そう言えば、天月の時にいくつか出したっけ。
そ「そうですね…カサブランカなんでどうでしょう?」
?「じゃあそれにします。」
そ「かしこまりました。」
見た感じ…彼女は苦い思い出って感じではないよな…そんな気がしてカサブランカを進めたけど…
大丈夫何だろうか…
そんなことを思いながらカウンターへ行くと
Aが、カクテルを作っていた。
そ「お疲れ様、もしかして、それ真冬の常連さんの?」
A「そう、よく分かったね」
そ「…まぁ、真冬がよく話してたし」
A「へぇー、あ、そらるもしかして!カサブランカ?」
そ「…は?よく分かったな。」
A「その材料見たらそうなるでしょ」
そ「…なんか、詳しくなったな。」
A「一緒に勉強してた時はダメダメだったのにね…っよし、できた…じゃあ、お先に」
そ「うん」
今まで話さなかったせいか、久しぶりに話して、Aに表情が戻ったななんて思った。
そ「…っよし、俺もできた」
.
.
.
そらる&A『お待たせしました、カイピロスカ/カサブランカです。』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名:海梅 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/miumedesu
作成日時:2016年11月19日 22時