真夜中Jealousy (ページ27)

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28話ページ27

あれから一週間。

花里等は裁判で無期懲役の罰が降った。

天月はというと、彼方の元でもう一度働くことになり、今は真冬、煜、彼方、天月と5人で働いている。

そういえば
「…あまつきー！！！！」

天「なに？A」

「これ、もう持ってても仕方ないから返すね？」

私は左手についている指輪を外し天月に渡す。

天「あぁ、指輪か。いいよ、あげる」

「んぇ？嘘」

天「Aがつけて。」

そう言ってまた、指輪を私の左手に戻した。

恥ずかしくて、気を紛らわそうとして

「これ、綺麗だよね」

って言ったら

天「マジで！！選んだ甲斐あるわ」

天月はそう言って微笑み店に戻って行った。

「心臓に悪いな、あの笑顔」

そう思いながら私も店へ戻ると

真「！？！？天月くん！？なにしてたの！！！」

天「え？Aに指輪あげてた」

真「そ、そらるさん天月くんが！」

天「ああぁぁあぁぁぁぁああ！まふ待って誤解誤解！」

という騒がしい声が開店前の店内に響いた。

そ「え？天月がなに？」

「これだよ」

私がそらるの前に指輪を見せる

そ「…天月ー今日から一週間掃除当番なー」

天「えーそんな～」

「天月どんまい！」

天「Aまでー！！！」

これからどんな日々が待ってるのかな？？

そんなことを思いながら私は、騒いでる人たちを眺めた。

Fin