浮気癖夫を振り向かせるには尽くすより嫉妬させろ！！【うらたぬき】

HPB編 完 ページ47

大阪のライブも無事終わり今は3人で渉を待っています。

坂「いやぁー、凄かった」

志「あれは、悔しいけどすごかった」

「なんか、普段の渉に見慣れてて違和感が少しあったかも」

坂「別人やったねーｗｗ」

それぞれ、ワンマンの感想を口に出し楽しんでいると、インターホンがなった

志「あ、うらたんじゃない？Aちゃん出てあげて」

「わかりました。」

そう言ってドアを開けるとそこにいるのはやっぱり渉ででも少し不機嫌そうだった。

「渉、お疲れ様…内緒で両方参加したけど凄かったです。」

う「…ありがとう」

「中入って…さっきリスナーさん？結構見かけたから」

渉のあまりの不機嫌さに少し怖くなって小さな声で喋ると渉が私の手を引いた

「ちょっと、どこ行くの？？」

う「まーしぃ！すぐ戻るから！！！」

志「はいよ！」

志麻さんは笑顔で私に手を振ってくれた
その後ろでさかたんが何か言っていた気がしたけど…

坂「くそーイチャイチャしてやんの！」

渉に手を引かれるまま連れてこられたのは
なんか、明るいところ((((
周りを見ると手を繋いで歩いたりしているカップルが多くて、なぜここに連れてこられたのかが少しわかった。

う「ねぇ？」

「…はい？」

う「なんで教えてくれなかったの？」

渉はこちらを振り向かずに私に問いかける

「…ごめん……」

急に泣きそうになってぐっと涙をこらえてると
渉は慌ててこちらを向いて私を抱きしめた

う「ごめん、そういう事じゃないの…でも、嬉しかった ありがとう」

「…渉…」

う「ん？」

「遅くなったけど、お誕生日おめでとう」

渉の誕生日から3日も遅れてたけど、
そんなのどうでもよくって 私は渉にキスをした

「そろそろ戻ろ！まーしぃや、さかたんがプレゼントとか持ってきたって言ってたから！」

う「そうなの？…でも、回り道して戻ろっか」

「…そうだね」

fin





だいぶ遅刻気味のうらたさんの誕生日編でした。
申し訳ございませんでしたぁ！！！
単純に新しいネタを思いついてしまってそちらに没頭しておりました(;Д;)(;Д;)

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