浮気されてます ページ17
ピンポーン
坂「あっ、来た」
「え？もう！？じゃあ隠れてるね」
坂「了解」
さかたんが、玄関へ向かうのを確認して、私は別の部屋に移動する
「ふぅ…落ち着け私」
そっと深呼吸をして小さな隙間から外を覗く
坂「うらさん、いらっしゃい！！」
浦「おじゃまします」
坂「汚いけどどうぞ」
浦「そう言ってて別に汚くないよな」
坂「え！？まじ！？」
浦「前言撤回…」
渉がここまで言いかけて、テーブルに視線を移した。
浦「…さかたさ、誰かいる？」
バレたかな
坂「ん？ばれた？w」
浦「それって別の部屋に居てもらうってことだよね、寒いからここにいてもらえばいいじゃん」
そうは言ってもこれは無理だろ
そんなことを呑気に考えていたら
さかたんが…
坂「はぁ、言ったね！？いいね！？
じゃあ呼ぶよ…A」
といい私を呼んだ。
一瞬戸惑ったが、意を決してさかたんの元へ行くと渉が驚いたようにこっちを見ていた。
「さかたん、ほんとにいいの？？」
そっと小声で話すと
さかたんはニコッと笑って
坂「今さ、Aちゃんなんか心配事があるみたいで俺の所に来てるんだけど、うらたさん知ってた？」
と、聞いた
う「いや、知らないけど。まぁ、坂田の家にいるなら」
渉は、なんとも言えないような表情を浮かべながら答えている。
今はまだ渉の気持ちがわからない。
「ごめんね、言ってなかったみたいで…」
渉は少し怪訝そうな顔をしたけど
それを壊すようにさかたんが口を挟んでくれた
坂「まぁまぁ、それよりうらたん、早くご飯とか食べて放送しよ」
渉「…そうだな」
「あ、じゃあ私作るよ」
坂「ほんと？ありがとう」
私が作るなんて、ホントは少し不安だ。
だって渉は今まで私の作ったご飯なんて食べてこなかったし。
でも、
坂「大丈夫。」
私の不安を和らげるようにさかたんがそっと耳打ちしてくれたので、私は意を決してキッチンへ向った。
私の大嫌いなキッチンに。
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飃 - 更新頑張って下さい！(*^^*) (2018年8月6日 16時) (
レス) id: 20dbb851d6 (このIDを非表示/違反報告)
もこ - こういう大人のほんわかした小説好き (2018年7月9日 1時) (レス) id: f6d7bccd1c (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - こんにちはー！海梅さんの作品を見させていただきました！！前から気になっていた作品なので、今見ると、なんか脳内が暴れ出しています← 更新頑張ってください！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年4月27日 7時) (レス) id: 3a34774f01 (このIDを非表示/違反報告)
*綿狸*@こたぬき - うらたん可愛いすぎるやろ、、、！！ツンデレかっっ！！！悩殺されやしたっ！！←そして泣けた〜！！！ (2018年2月12日 11時) (レス) id: 84bd4d9197 (このIDを非表示/違反報告)
ここあみるくな子 - うらたん…もしかしなくても…………ツンデレ？ (2018年1月13日 21時) (レス) id: 9a5f33edfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海梅 | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/miumedesu
作成日時：2017年11月12日 8時
