愛してるなんてもう言えない。 【ころん】

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ころんside



僕が今日あった話をすると皆何故か顔を見合わせた



なーくんが口を開いたかと思うと


「そ、れって…女の子じゃないよ…ね？」


「え？女だったなぁ…。なんか、気持ち悪かった。」



パンッッ




誰かが僕の�を叩いた



「ったいな…！！」



「…ころんは、Aにそんなこと言うん！？ころんなら…Aを任せても大丈夫やと思っとったのにな！」


ジェルくんが僕に怒る



「はぁ？Aって誰だよ！何だよ、僕たちの知り合いなのかよ！？」


「おい！ 「やめよう。こんな喧嘩したって意味ないよ。」そうですね…」



なーくんがなんとか落ち着かせてくれた



なんなんだよ、ジェルのやつ…！




嫌な雰囲気の中、ドアが開いた



「あの、ちょっといいでしょうか…」


看護師さんが暗い顔をして入ってくる




「…どうしましたか？」



「ころん様以外のお方、付いてきてください。」



看護師さんはそう言うと皆がついていく





「ごめんな、ちょっと行ってくるわ！」




なーくんが手を合わせて謝り部屋を出ていく






僕はジェルくんに苛立ちながらベッドに寝転んだ

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