並盛の幸運ガール。4［家庭教師ヒットマンREBORN！］ (ページ20)

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163話ページ20

私はというとぐらぐらと熱に浮かされて、医療班の人が慌てていた。

バジ｢昨日は随分気分が悪そうでしたね…｣

ディ｢恭弥に聞いたんだが、今日は朝から熱があったらしい。全く。無茶したなあ。｣

意識が朦朧としているけど話は聞こえていた。

カミラ｢…無理もないですわ、そもそもAさんは、無意識に攻撃を躊躇うのです。相手を傷付けたくないのでしょうね。この間の争奪戦も私が無理矢理ストッパーを外したのですから…精神的にもう既に限界が来ているはずです。｣

カミラが私の手をキュッと握ってくる。

A｢大丈夫、大丈夫、まだ、戦えるよ。｣

そんなに私は弱くないんだから。

カミラ｢Aさん…｣

ディ｢今夜は休ませたいが…多分無理だろうな。せめて今日だけでもゆっくり休んでくれ。｣

私は、みんなを守るために戦うから。
大切な人を守るために私は戦う。多分、ツナくんも同じなんじゃないかな。