39話 ページ42
お前を倒す…なーんて言ったけど、どう考えても、後藤くんとして生まれた奴に勝つなんて無理ゲーだ。それに周りには歴史修正主義者が大量にいる。
『なんで 何度救おうとしても お前は庇って 逝ってしまう？』
あ、もしかして意思疎通も測れないやつ？
五虎退｢あの！後藤兄さん、周りの敵は僕達に任せて下さい。｣
目に強い光を持った五虎退が私を見つめる。その目は、私の勝利を信じている目だった。
そうだよね。最初から無理ゲーなんて私らしくないよね。
信濃(別)｢それなら、俺たちも助太刀するよ！｣
周りを見たら、皆がこっちを見ていて頷いてくれて。
A｢ありがとな！よっしゃ！行くぜー！みんな、ついてこい！｣
戦闘開始と共に皆いっせいに敵のもとへ。
私も目の前の敵と対峙する。
私の攻撃と後藤くんの攻撃が交差する。
A｢はぁ！｣
『！』
やっと一撃が入った。私は一瞬後藤くんが怯んだのを見逃さず、切り伏せた。
『なんで 何度救おうとしても お前は庇って 逝ってしまう？』
息も絶え絶えな後藤くんが言ったのはやっぱりその言葉だった。
A｢大切な奴に死んで欲しくないからに決まってるだろ。ばーか。｣
そう言って私は後藤くんの頭をわしゃわしゃと撫でた。
『…変な奴』
ふっと笑ったような気がした。
秋｢後藤くん、お疲れ様。…さて、帰ろうか。｣
私たちは、まだ騒然としている会場を後にした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 199人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「「「「「おじいちゃんっ！！！」」」」」『どうした？孫達よ。』【刀剣乱舞】【... 個性：ポプテピピック【ヒロアカ】 悪女に｢部員目当て｣とかなんとか言われたけど僕、男ですし[ハイキュー]もっと見る
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
a tear(プロフ) - 蒼さん» ありがとうございます！イケメンに書けたようで良かったです♪ (2018年7月14日 8時) (
レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - 後藤くんがイケメンすぎてやばい…すごく面白かったです!!完結おめでと！ (2018年7月14日 3時) (レス) id: 8c0ec04b7a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：a tear | 作成日時：2018年1月5日 18時
