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プロローグ ページ1

朝早めに起きて、ゲームのログインをする。なかなかありがたいログインボーナスもあるのでこれは欠かさない。そして幼馴染が迎えに来るまでのんびりと支度を済ませる。

7:45丁度に幼馴染が迎えに来る。

「おーい!Aー!」

そろそろインターホンを使ってくれないだろうか。近所迷惑だと怒られるのは自分なんだ。

A「今行くー!」

まぁ、近所迷惑だと怒るような人もいないし、逆に 7:45=この声 だから、割と助かっている…らしい。

「お前、今日もすげぇ間抜けズラだな。」


A「え?今日も可愛い顔?ありがと♡」

「おぇっ…耳鼻科行くか?」

おい。今、おぇって言ったよな?聞こえたぞ?

A「ふーん…そんなこと言うんだァ…あっれれー?お前が鶴丸来ないって嘆いていたから鍛冶してくれたの、誰だっけー?」

「は!?その話は別だろ!…………ま、まぁ、今回はこれくらいにしといてやるよ!」

A「負け犬の遠吠え?」

ぎゃあぎゃあ騒ぎながら、学校に向かう。

「あ、そう言えばさぁ、最近やべぇ奴いるらしいぜ。たしか────」

幼馴染の後ろにフードを被った男がいた。カタカタと震えている手に持っているのは包丁だった。

A「っ!〇〇!」

それから、気づいた時には私は倒れていて、フードの男は「なんで、なんで」と放心状態になりながら若そうな男の人に組み敷かれていた。

「A!おい!起きろって!なんで、庇ったんだよ馬鹿!」

今救急車呼んだからねと、綺麗で冷静なOLさんが言っているけど、多分もう、無理だと思う。だから、自分の最期の力を振り絞って言わなくちゃ。

A「…ごめん、だけど、母さんと、父さんに「今までありがとう」って、言っといて、先に、いってる、から、」

「いや、待てよ、なんで、そんな…」

言葉を続けようとした〇〇の言葉を遮って、

A「お前は、長生きしろよ、」

「A!」

私、Aは本日刺され死亡しました。

1話→



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a tear(プロフ) - 蒼さん» ありがとうございます!イケメンに書けたようで良かったです♪ (2018年7月14日 8時) (レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
- 後藤くんがイケメンすぎてやばい…すごく面白かったです!!完結おめでと! (2018年7月14日 3時) (レス) id: 8c0ec04b7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:a tear | 作成日時:2018年1月5日 18時

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