スノストのりある7 (ページ13)

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【3話】

バイト先のカフェで一緒のシフトに入る。

珍しく厄介なお客に絡まれて、落ち込んでしまった匠海
その後もミスを連発していた。

店長「北村、裏で作業してろ。
Aここのフォロー頼むぞ」

「はい」

そして匠海くんは厨房に回されてしまった。

バイト終わり、控室で落ち込む匠海に声をかける

「ポッキー食べながら、一緒に帰ろうよ…//」

いつもは別々に帰るのに、初めて誘えた。

それもこれも、
匠海がくれたポッキーのおかげかな？

そんな私の言葉に少し元気が出たのか
ふっと笑って

北村「俺があげたやつだろー」

と言って立ち上がった。

＼ポッキー買って、甘くなれ／

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【4話】

一緒に帰るなか、

匠海は私の横で自転車を押す。

北村「ねえ、それ、くれるんじゃないの？」

匠海の目は私の手の中のポッキー

「止まってよ。
自転車持ってたら食べれないじゃん。」

私は自分の口にポッキーを入れて咥える。

すると、自転車をおす匠海が急に立ち止まって顔を近づけ、
反対側をポきっと折って食べた

「わ//」

匠海「お前が食べさしてくれないから、、、//」

＼ポッキー買って、甘くなれ／

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【5話】

そして、お互い無言のまま歩く

と、突然匠海の方が立ち止まった

北村「俺の家、、ここ」

そこは普通のアパート。

「そっか、、
じゃ、また次のバイトで。」

誘うなら今しかない、
そう分かっているのに、、

「あの、、、さ」

匠海「ん？」

「ううん、なんでもない。
じゃあ」

やっぱりだめだ。そう思ったとき、

匠海「箱！見てね。

俺があげたポッキーの。

ちゃんと、、、見てね」

そう言って部屋に入っていった。

首をかしげながら、ポッキーの箱を見ると

『お疲れ様。今度、休み合わせない？』

の文字

「うっそ、/」

＼ポッキー買って、甘くなれ／

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【6話】

学校で女友達とポッキーを食べながら匠海の話をしていた。

「それでね、、！」

すると突然
匠海が現れる

匠海「A、今日バイト、俺の方１時間早いけど
待ってるから」

そして私の手からポッキーをするりと抜き取り
ぱくっと食べて、友達のもとに戻る。

女友達「きゃーーー！」

＼ポッキー買って、甘くなれ／