スノストのりある4 (ページ20)

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高地「でも、求められてるものに応え続けてたら、、、

個性なんてなくなってくし、
それだったら誰でもできる仕事しか入らなくなって、流行が過ぎれば他の人にとって変わられる。

だからオリジナリティが大切で、、

うん。
ジェシーが正しいんだ。

ただ俺は、周りに嫌われるのが怖かっただけなんだ」

誰もが経験すること
周囲の人に嫌われる恐怖

でも芸能人はその量が違う。
嫌われる人数が計り知れないのだ。

高地「なんで俺はこんなにビビリなんだろ笑
怖い、怖すぎる！笑」

苦く笑ってる高地を見てると辛くなった。
周りの目を気にしたくないのに、気にしてしまう自分。

すごく葛藤しているのが一目でわかった。

「ねえ、高地。」

高地「ん？」

「SixTONESは周りの人に嫌な目で見られることが

これからもあるかもしれない。」

高地はそう話す私の目を
慎太郎と同じように、しっかり見つめる。

「でも高地には6人がいるじゃん。
ずっといるじゃん。

高地の側で6人が笑って、ご飯食べて、歌って、それだけできたら幸せじゃない？

私たちを応援してくれる人たちのために生きていくのって、
そんなに怖いことじゃないよ。

シンプル。
恐れず行こうよ、いっしょにいたら怖くないよ。」

高地はちょっと泣いてた

根っからポジティブで元気な弟たちを持つリーダーは、弱音を吐く場所がないんだよね。

高地「ありがとう、A

すっっげー元気でた。」

そして涙を拭いて、立ち上がる高地。

「高地はいつでも私に頼って。」

私がそういうと
大きな笑顔であははって笑って。

高地「あは！ありがとーほんとに。

なんか、ほんと、君女なの？
びっくりするほど頼りがいあるよ？！

パパ？笑」

冗談も言えるくらいに元気になってきた。

「オヤジにすんなよ。」

高地「あっはっはっは！」

「楽屋帰ろ」

高地「はーい。

あ、ジュースみんなに買っていってあげよ」

そう言って笑顔でジュースをかう高地
そういう優しいところ、自分では気づけてないんだろうな。

両手に溢れんばかりのジュースを買って
満足そうに楽屋に帰った。